抄録/ポイント:
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Ln
3(μ
3-CH
2)(μ
3-Me)(μ
2-Me)
3構造モチーフを持つ三核希土類金属メチリデン錯体を3つのプロトコルを適用して合成した。ポリマー[Ln
3]
n(1-Lu)をテトラヒドロフラン中で立体的に込み合ったアミンH[NSiMe
3(Ar)](Ar=C
6H
3iPr
2-2,6)と反応させ,メタン脱離により単離可能なモノマーNSiMe
3(Ar)][LuMe
2(thf)
2(4Lu)を得る。[Ln
3]
n(1-Ln;Ln=Y,Ho,Lu)とH[NSiMe
3(Ar)]との反応で三核希土類金属メチリデン錯体[NSiMe
3(Ar)]
3Ln
3(μ
3-CH
2)(μ
3-Me)(μ
2-Me)
3(thf)
3(7-Ln;Ln=Y,Ho,Lu)を生じる反応は,[NSiMe
3(Ar)]LnMe
2(thf)
x型の”中間体”を生じ,引き続きおこるC-H結合の活性化により起こることを提案する。Lewis塩基誘起メチルアルミナート開裂のLappertの概念を適応して,化合物[NSiMe
3(Ar)]Ln(ALMe
4)
2(5-Ln;Ln=Y,La,Nd,Ho)が,テトラヒドロフランの存在下にメチリデン錯体7-Ln(Ln=Y,Nd,Ho)へと変換された。同様にして,テトラメチル没食子酸塩錯体[NSiMe
3(Ar)]Y(GaMe
4)
2(6-Y)が7-Y合成の前駆体として採用され得る。錯体4-Ln,5-Ln,6-Y,7-Lnの組成は元素分析,FTIRスペクトル法,
1Hおよび
13CNMRスペクトル法(ホルミウム誘導体を除く)単結晶X線回折で確立した。メチリデン錯体7-Ndの9-フルオレノンとのTebbe様反応性を分析した。生成物はオキソ錯体[NSiMe
3(Ar)]
3Nd
3(μ
3-O)(μ
2-Me)
4(thf)
3(8-Nd)である。5-Lnの合成では[NSiMe
3(Ar)]
2Ln(Al(Me
4)(9Ln;Ln=La,Nd)をマイナーな副生物として生成した。これらはホモレプティックLn(AlMe
4)
3を2等量のK[NSiMe
3(Ar)]と処理すると中程度の収率で得られる。Copyright 2015 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST