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J-GLOBAL ID：201502216103955729   整理番号：15A0938959

物質のレーザ処理の際のプロセスの数値シミュレーションに対するMaxwell方程式の適用

The application of Maxwell’s equations for numerical simulation of processes during laser treatment of materials

著者 (3件)： KOVALEV O B (Khristianovich Inst. of Theoretical and Applied Mechanics, Russian Acad. of Sci., Novosibirsk, RUS) ,  KOVALEV O B (Moscow State Technological Univ. Stankin, Moscow, RUS) ,  GALJOV R V (Khristianovich Inst. of Theoretical and Applied Mechanics, Russian Acad. of Sci., Novosibirsk, RUS)
資料名： Journal of Physics. D. Applied Physics  (Journal of Physics. D. Applied Physics)
巻： 48  号： 30  ページ： 305501,1-12  発行年： 2015年08月05日 
JST資料番号： B0092B  ISSN： 0022-3727  CODEN： JPAPBE  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： レーザ技術は,材料の切断,溶接,ドリル加工などに使われている。さらに,通常の工作機械では不可能な三次元形状物体の加工や微細な加工も可能である。このように将来性の豊かなレーザ加工技術であるが,加工プロセスの詳細については不明な点が依然として存在する。処理を受ける物質表面でのレーザ放射の吸収はFresnelの法則により記述される。また,通常,レーザ光と物質の相互作用はGaussビームの物質表面での1回の吸収であると仮定され,反射光の影響は無視される。しかしながら,複雑な形状の物体のレーザ加工においては,多重反射と吸収が起こりうる。多くの場合,従来のシミュレーションは完全に正しい結果を与えるとは限らない。本研究では,有限差分時間領域法により,複雑な境界条件を持つ等方的な媒質とレーザ光との相互作用の問題に対して,Maxwell方程式の数値シミュレーションを行った。切断,溶接,ドリル加工などのレーザ処理の際のプロセスに対する本アルゴリズムによる数値評価は,加工の際のレーザ光の最適化制御に有効であることがわかった。

シソーラス用語： *レーザ加工 ,  *シミュレーション ,  *Maxwell方程式 ,  レーザ溶接 ,  レーザ切断 ,  レーザ穴あけ ,  光反射 ,  Gaussビーム ,  多重反射 ,  有限差分時間領域法
準シソーラス用語： *数値シミュレーション ,  Fresnel反射

分類 (2件)： 電磁気学一般  (BD01020N) ,  特殊加工  (QC04000Y)

タイトルに関連する用語 (5件)： 物質 ,  レーザ ,  プロセス ,  数値シミュレーション ,  Maxwell方程式