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J-GLOBAL ID：201502216110861763   整理番号：15A0521352

慣性マイクロフルイディクスを用いるマラリア検出

Malaria detection using inertial microfluidics

著者 (6件)： WARKIANI Majid Ebrahimi (BioSystems and Micromechanics (BioSyM) IRG, Singapore-MIT Alliance for Res. and Technol. (SMART) Centre, Singapore. ...) ,  TAY Andy Kah Ping ,  KHOO Bee Luan ,  XIAOFENG Xu ,  HAN Jongyoon ,  LIM Chwee Teck
資料名： Lab on a Chip  (Lab on a Chip)
巻： 15  号： 4  ページ： 1101-1109  発行年： 2015年02月21日 
JST資料番号： W2330A  ISSN： 1473-0197  CODEN： LCAHAM  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ラベルフリーの剪断変調慣性マイクロフルイディクスシステムを使って,信頼できる特定PCRベースのマラリアを検出しやすいように血液からマラリア寄生生物を濃縮した。この技術は,白血球を含有する溶解血から環段階のマラリア寄生生物を分離するピンチ流力学を結合した高アスペクト比マイクロチャネル内の細胞集束挙動を利用する。この高アスペクト比プラットフォームでは,チャネル幅に沿った高い剪断率が入口の分散した白血球を集合させ,チャネル側壁近傍の二つの流れに整列させるが,マラリア寄生生物は集束されないで残る。密度がmlあたり10³~10⁴のPlasmodium falciparum寄生生物の高感度検出を実証し,qPCRを使って血液全体の定量も行った。これは,厚い血液塗抹の金標準顕微鏡分析より感度が100倍高い。このデバイスが単純なので,寄生虫血が低いレベルでも速く正確に検出できる自動化システムと組み合わせるのに理想的である。また,マラリアのスクリーニングと削減にも役立つ。Copyright 2015 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST

シソーラス用語： *マイクロフルイディクス ,  *マラリア ,  寄生生物 ,  アスペクト比 ,  マイクロチャネル ,  集束 ,  白血球 ,  Plasmodium falciparum ,  *検出 ,  慣性
準シソーラス用語： 高アスペクト比 ,  自動検出

分類 (2件)： 血液の疾患  (GK03000F) ,  流体式制御機器  (IC02030J)

タイトルに関連する用語 (3件)： 慣性 ,  マイクロフルイディクス ,  マラリア