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J-GLOBAL ID:201502216120281596   整理番号:15A0891445

統計解析手法による中国のShaying川の水門制御河川流域における水汚染物質濃度に影響を及ぼす主要な要因の特定

Identification of key factors affecting the water pollutant concentration in the sluice-controlled river reaches of the Shaying River in China via statistical analysis methods
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資料名:
巻: 17  号:ページ: 1492-1502  発行年: 2015年08月05日 
JST資料番号: W1160A  ISSN: 2050-7887  CODEN: ESPICZ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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水門の建設は,河川内の水環境要因に強い撹乱をもたらす。水門制御流域(SCRRs)の水汚染物質濃度の変化は,自然の河川区域よりも複雑である。SCRRsにおける水汚染物質濃度の変化に影響を及ぼす主要な要因を決定するために,中国のShaying川のHuaidian水門近くの河川流域を事例研究に選び,種々な規制様式に基づく水質モニタリング実験を2009と2010年に行った。Huaidian水門のSCRRsにおける過マンガン酸塩の化学的酸素要求量(CODMn)とアンモニア態窒素(NH3-N)濃度の変化速度に影響する主要な要因を特定するために,偏相関解析,主成分分析,ならびに,主因子法を使用した。結果は,4つの因子-即ち,上流域からの流入量,水門の開門の大きさ,上流からの水汚染物質濃度,ならびに,水門前の濁度-が,CODMnとNH3-N濃度変化速度を決定する共通の主要要因であることを示す。更に,水門の前の溶存酸素が,CODMnの速度変化を決定する主要な要因であり,水門の前の水深が,NH3-Nの濃度変化速度を決定する主要な要因である。水汚染物質の濃度変化速度と主要な要因の間の関係を多重線形回帰分析により確立し,CODMnとNH3-Nの濃度変化速度の定量的関係と主要な影響要因を解析した。最後に,水汚染物質濃度変化に影響を及ぼす主要要因の挙動メカニズムを解析した。結果は,上流域からの流入量,水門の開門の大きさ,上流域からのCODMnの過マンガン酸塩濃度,および,水門の前の溶存酸素がCODMnの過マンガン酸塩濃度の変化速度へ負の影響を,そして,水門の前の濁度が正の影響を持ち,しかも,水門の開門の大きさ,上流域からのNH3-N濃度,ならびに,水門の前の水の深さがNH3-N濃度へ負の影響を,上流域からの流入量と水門の前の濁度が正の影響を持つことを明らかにし,これは,SCRRsにおける汚染防止と水門操作の科学的基礎を提供する。Copyright 2015 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST
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分類 (2件):
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河川汚濁  ,  河川工事 

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