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J-GLOBAL ID:201502216147667283   整理番号:15A0896533

拡大生産者責任のレビュー:事例研究法

Review of extended producer responsibility: A case study approach
著者 (2件):
資料名:
巻: 33  号:ページ: 595-611  発行年: 2015年07月 
JST資料番号: H0970A  ISSN: 0734-242X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
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複雑な耐久財の消費の増加は深刻な環境問題の原因となっている。このような廃棄物の適切な管理は政策立案者の重要な問題となっている。拡大生産者責任(EPR)は汚染者負担原則(PPP)に基づいているが,製品のライフサイクルインパクト評価と使用済み(EOL)製品に関連する外部性のインターナリゼーションを強調する。本レビュー記事では発展途上の経済でEPRを設計するために使用可能なEPRの最も重要な側面を確認する。最初に経済協力開発機構(OECD)によるEPRの概念とEPRのための方法論とモデルについて述べた。レビューでは15の事例について,国,対象の範囲,EPRシステムの上流部門の生産者責任(財政的,物理的,リサイクルと回収の目標,環境設計),EPRシステムの下流部門の利害関係者の役割(分別収集/リサイクル取次店,小売業者,顧客)を表で示すとともに,代表的な国について概要を説明した。また台湾,ブラジル,コロンビア,南アフリカなどの経済が発展している国々におけるERPの状況,ならびに中国,タイ,インド,アルゼンチンにおける非公式部門におけるEPRについて概説し,以下の結論を得た。包括的なレビューと解析により,EPRの成功は各種の利害関係者の役割を示す法的枠組みと生産者の適切な指針であるような上流側の管理に依存することが明らかとなった。最も成功した事例では,生産者の役割は財政的な責任に限定しており,収集とリサイクルの外部調達に対して費用を支払う。環境影響を低減する製品の設計変更,リサイクルと回収の目標設定はEPRの成功に重要な役割を果たさなかった。生産者の財政的な責任と外部調達のための責任が廃棄物の収集率,リサイクル率,回収率の面で,良好な結果が得られる。
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分類 (5件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
環境問題  ,  廃棄物処理一般  ,  ごみ処理  ,  資源回収利用  ,  経営工学一般 
タイトルに関連する用語 (3件):
タイトルに関連する用語
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