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J-GLOBAL ID：201502216149293275   整理番号：15A0796664

抗腫瘍活性レニエラマイシン海洋天然物の化学的研究

Chemistry of Antitumor Renieramycin Marine Natural Products

著者 (2件)： 横屋正志 (明治薬大 大学院薬学研究科) ,  齋藤直樹 (明治薬大 大学院薬学研究科)
資料名： 有機合成化学協会誌  (Journal of Synthetic Organic Chemistry, Japan)
巻： 73  号： 7  ページ： 723-736  発行年： 2015年07月01日 
JST資料番号： F0383A  ISSN： 0037-9980  CODEN： YGKKAE  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： エクテイナスシジン743の発見を機に再浮上を遂げたイソキノリン骨格を有するレニエラマイシン(RM)の生物活性に関する一連の抗腫瘍研究成果を以下のテーマからまとめた。1)RM海洋天然物(2000年までのRM類の発見,タイおよびフィリピンに生息する青色海綿が生産するRM天然物の発見,RM天然物に関するその他の報告),2)RM海洋天然物の全合成((±)-RMAの全合成,RMGの全合成,筆者らのRMG全合成,RMG全合成の最適化,クリボスタチン4の全合成(発想に至った経緯,筆者らのクリボスタチン4全合成,3)RM海洋天然物について(21位に水酸基を有するRM類の分解によるミモサマイシンの生成)。

シソーラス用語： *抗腫瘍作用 ,  天然材料 ,  水産物 ,  生物活性 ,  *海綿動物 ,  生体成分分析 ,  全合成 ,  *イソキノリンアルカロイド ,  海洋天然物 ,  アミノ酸 ,  キノン ,  脂環式化合物 ,  脂肪族アミン ,  窒素複素環化合物 ,  ジエン ,  フェノール類 ,  脂肪族カルボン酸 ,  エノールエーテル ,  カルボアミド ,  架橋化合物 ,  フェノールエーテル ,  不飽和カルボン酸 ,  ヒドロキシ化合物 ,  カルボン酸エステル
準シソーラス用語： *レニエラマイシン類

分類 (1件)： アルカロイド  (CF10030D)

物質索引 (13件)： エクテイナシジン770 ,  エクテイナスシジン743 ,  サフラシンA ,  サフラシンB ,  ジョルマイシン ,  ミモサマイシン ,  レニエラマイシンA ,  レニエラマイシンB ,  レニエラマイシンG ,  レニエラマイシンI ,  レニエラマイシンJ ,  レニエラマイシンK ,  レニエラマイシンL

引用文献 (98件)：

• 1) (a) K. L. Rinehart, R. Sakai, T. G. Holt, N, L. Fregeau, T. J. Perun, Jr., D. S. Seigler, G. R. Wilson, L. S. Shield, Pure & Appl. Chem., 62, 1277 (1990)
• (b) K. L. Rinehart, K. Tachibana, J. Nat. Prod., 58, 344 (1995)
• (c) M. Arai, M. Kobayashi, J. Synth. Org. Chem., Jpn., 68, 470 (2010)
• 2) (a) D. E. McIntyre, D. J. Faulkner, D. van. Engen, J. Clardy, Tetrahedron Lett., 20, 4163 (1979)
• (b) J. M. Frincke, D. J. Faulkner, J. Am. Chem. Soc., 104, 265 (1982) ; Errata: 104, 5004 (1982)

タイトルに関連する用語 (4件)： 抗腫瘍活性 ,  海洋天然物 ,  化学 ,  研究