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J-GLOBAL ID：201502216158845990   整理番号：15A0842211

フィラメント状YBa₂Cu₃O₇被覆導体のための二準位アンダカットプロファイル基板

Two level undercut-profile substrate for filamentary YBa₂Cu₃O₇ coated conductors

著者 (12件)： WULFF A C (Technical Univ. Denmark, Roskilde, DNK) ,  SOLOVYOV M (Inst. of Electrical Engineering, Slovak Acad. of Sci., Bratislava, SVK) ,  GOEMOERY F (Inst. of Electrical Engineering, Slovak Acad. of Sci., Bratislava, SVK) ,  GOEMOERY F (Slovak Univ. Technol. in Bratislava, Trnava, SVK) ,  ABRAHAMSEN A B (Technical Univ. Denmark, Roskilde, DNK) ,  MISHIN O V (Technical Univ. Denmark, Roskilde, DNK) ,  USOSKIN A (Bruker HTS GmbH, Hanau, DEU) ,  RUTT A (Bruker HTS GmbH, Hanau, DEU) ,  LUNDEMAN J H (SUBRA IVS, Smorum, DNK) ,  THYDEN K (Technical Univ. Denmark, Roskilde, DNK) ,  HANSEN J B (Technical Univ. Denmark, Lyngby, DNK) ,  GRIVEL J-C (Technical Univ. Denmark, Roskilde, DNK)
資料名： Superconductor Science and Technology  (Superconductor Science and Technology)
巻： 28  号： 7  ページ： 072001,1-5  発行年： 2015年07月 
JST資料番号： T0607A  ISSN： 0953-2048  CODEN： SUSTEF  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： REBCO被覆導体は,超強磁場や電力装置に対する応用において有望な高温超伝導材料である。この導体は非常に大きな電流密度示すために,他の超伝導材料より優れた性能を示す。この優れた特性は,薄いREBCO層の二軸組織化のおかげである。市販のREBCO被覆導体の典型的な構造は,金属基板,バッファ層,REBCO層,銀層からなり,その作製には,現在,2通りの方法が知られている。しかしながら,これらの方法は相対的に複雑で大量生産には適していない。本研究では,フィラメント状YBa₂Cu₃O₇被覆導体を効率よく作製する新奇な基板設計法,すなわち,二準位アンダカットプロファイル基板(2LUPS)を提案した。この基板構造は,アンダカットプロファイルを持つ壁面により結び合わされた2つの水準のプラトーからなり,2準位間にできたギャップが蒸着時の遮光効果を示す。2LUPSを用いたREBCO被覆導体は,追加の後熱処理などを必要とせずに,大量生産を可能にする。導体断面の観察から,2LUPSアンダカットで物理的に分離した超伝導蒸着層の存在を確かめた。

シソーラス用語： *フィラメント ,  *導体 ,  *アンダカット ,  高温超伝導 ,  組織化 ,  銅酸化物超伝導体 ,  基板 ,  臨界電流 ,  磁場
準シソーラス用語： 金属基板 ,  残留磁場 ,  銅酸化物系高温超伝導体 ,  *被覆導体

分類 (1件)： 超伝導材料  (BM04041W)

タイトルに関連する用語 (3件)： 被覆導体 ,  アンダカット ,  プロファイル