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J-GLOBAL ID：201502216165635038   整理番号：15A0861615

固有直交分解およびスペクトル解析を利用した波形構造流路における基本的な流動機構に関する検討

Investigation of fundamental flow mechanisms over a corrugated waveform using proper orthogonal decomposition and spectral analyses

著者 (4件)： GREIG David (Dep. of Mechanical and Materials Engineering, Univ. of Western Ontario, London, Ontario, CAN) ,  SIDDIQUI Kamran (Dep. of Mechanical and Materials Engineering, Univ. of Western Ontario, London, Ontario, CAN) ,  KARAVA Panagiota (School of Civil Engineering, Purdue Univ., West Lafayette, IN, USA) ,  ELATAR Ahmed (Dep. of Mechanical and Materials Engineering, Univ. of Western Ontario, London, Ontario, CAN)
資料名： International Journal of Thermal Sciences  (International Journal of Thermal Sciences)
巻： 96  ページ： 160-172  発行年： 2015年10月 
JST資料番号： B0246B  ISSN： 1290-0729  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： フランス (FRA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本論では,波形構造流路内の流れで観察される複雑な流れ挙動を協同して作り出す乱流の基本特性間の相互作用について検討した。この流路を流れる加熱および無加熱空気流の乱流速度データに基づいて,固有直交分解(POD)と波数スペクトル解析を利用した高次解析を実施した。その結果,所与の流量において,乱流エネルギーが波形構造により生成され,加熱および無加熱状態の体積流に輸送されることが明らかになった。低流量においては,加熱壁により全乱流エネルギーが増大し,モード全体のエネルギー分布に影響を与えた。波形構造近傍には強いエネルギーが認められ,これはより高次のモードにある構造の保持に寄与したが,無加熱状態の場合はより均等な流動エネルギー分布となった。流量が最大の場合,低モード(n≦20)ではエネルギーの強度と分布は全く同じになり,小規模流れ分布に関連するより高いエネルギーを持つ高モードでは加熱効果が最も著しく現れた。波形構造流路が乱流生成に与える影響は加熱よりも大きいことが観察された。加熱することで主に乱流構造の強度が増し,それが保持された。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *直交関数展開 ,  *スペクトル解析 ,  *波形 ,  経路 ,  *形態 ,  機構 ,  挙動 ,  *乱流 ,  *流れ特性 ,  *流れ構造 ,  流れ場 ,  流体力学的相互作用 ,  *相互作用 ,  流速 ,  スペクトル ,  運動エネルギー ,  *熱影響 ,  エネルギー分布 ,  粒子画像流速測定 ,  *チャネル流
準シソーラス用語： エネルギー生成 ,  *加熱効果 ,  *固有直交分解 ,  高次スペクトル ,  波形構造 ,  乱流エネルギー ,  乱流構造 ,  流れ挙動 ,  *流体-構造相互作用 ,  流動機構 ,  流路 ,  *流路形状

分類 (2件)： 管内流  (BC02090Q) ,  層流,乱流,境界層  (BC02030C)

タイトルに関連する用語 (5件)： 固有直交分解 ,  スペクトル解析 ,  波形構造 ,  流路 ,  流動機構