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J-GLOBAL ID：201502216194032695   整理番号：15A1039025

熱間圧延したTZ20合金の機械的性質とマルテンサイト形成の抑制

Inhibition of martensitic formation and mechanical properties of the TZ20 alloy during hot rolling

著者 (6件)： YIN L.X. (Coll. of Equipment Manufacture, Hebei Univ. of Engineering, Handan 056038, CHN) ,  LIANG S.X. (Coll. of Equipment Manufacture, Hebei Univ. of Engineering, Handan 056038, CHN) ,  LIANG S.X. (State Key Lab. of Metastable Materials Sci. and Technol., Yanshan Univ., Qinhuangdao 066004, CHN) ,  ZHENG L.Y. (Coll. of Equipment Manufacture, Hebei Univ. of Engineering, Handan 056038, CHN) ,  MA M.Z. (State Key Lab. of Metastable Materials Sci. and Technol., Yanshan Univ., Qinhuangdao 066004, CHN) ,  LIU R.P. (State Key Lab. of Metastable Materials Sci. and Technol., Yanshan Univ., Qinhuangdao 066004, CHN)
資料名： Journal of Alloys and Compounds  (Journal of Alloys and Compounds)
巻： 649  ページ： 726-730  発行年： 2015年11月15日 
JST資料番号： D0083A  ISSN： 0925-8388  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 1パスで30%から50%の熱間圧延を行なったあとのTZ20合金(Ti-20Zr-6.5Al-4V)の微細構造と機械的性質を,XRD,オリンパス光学顕微鏡,TEMそしてインストロン試験機によって確性した。焼鈍した試料は主としてα相,そして少量のβ相からなっていたが,熱間圧延後に水冷した試料では主としてβ相,そしてごく少量のα”マルテンサイト相からなっていた。また,熱間変形によってα”マルテンサイトの形成が抑制されることもわかった。熱間圧延試料中のα”マルテンサイト分率は圧下率が30%から50%に増えると減少した。引張試験の結果,熱延試料の降伏強さは圧下率の増加と共に向上していた。これに対して,全伸びは圧下率と共に低下した。しかしながら,圧下率による引張強さの変化は顕著ではなかった。熱延によるTZ20合金の強化機構について考察した。本研究結果は,金属および合金のマルテンサイト変態,微細構造の形成,そして強化機構を理解する上で重要であり,TZ20合金の機械的性質を制御するための援けとなるだろう。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *熱間圧延 ,  圧下率 ,  依存性 ,  *チタン合金 ,  ジルコニウム含有合金 ,  アルミニウム含有合金 ,  バナジウム含有合金 ,  *微細構造 ,  焼なまし ,  β相 ,  マルテンサイト ,  中間相 ,  *降伏強さ ,  引張強さ ,  伸び ,  マルテンサイト変態
準シソーラス用語： αダブルプライム相 ,  圧下率依存性

分類 (2件)： 変態組織,加工組織  (WB01030N) ,  機械的性質  (WB02030U)

タイトルに関連する用語 (3件)： 熱間圧延 ,  機械的性質 ,  マルテンサイト