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J-GLOBAL ID:201502216197306191   整理番号:15A0648196

メコン川主流Lancang川堰止めが環境に及ぼす影響:レビュー

Environmental consequences of damming the mainstream Lancang-Mekong River: A review
著者 (5件):
資料名:
巻: 146  ページ: 77-91  発行年: 2015年07月 
JST資料番号: B0834A  ISSN: 0012-8252  CODEN: ESREA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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水力発電を行うために川を堰き止めることは世界のエネルギー危機を緩和し,地球規模の気候変動のリスクを軽減することを可能とするが,堰止めはまた環境や生態系に多大な悪影響をもたらす可能性がある。中国国内のメコン川主流のLancang川は13の国家水力発電基地の一つとして計画されている。現在までにLancang川主流沿いに運用中のダムが6箇所存在し,提案されたLancangの残りの15のダム群は次の数十年の間に完成する予定である。本稿ではLancangダム群の既存ダムの建設と運用から生じたいくつかの重要な環境変化や生態系の応答を調べた。現在の文献と観測データによれば公認ダムが中国国境内の洪水期の流出と年堆積物フラックスの貯水池内堆砂及び水質劣化の減少をもたらす一方,河川水生生物群集と魚類群集に負の影響を与えることが示唆されている。これとは対照的に,ダムが与える中国国外の下流の環境や生態系への不利な影響はほんの少しだけである。Lancang川のダム群の潜在的な環境リスクや地政学的リスクがあるので,メコン川のLancang川の流域で地域の持続可能な開発が発生するのを保証するために長期にわたる流域全体の陸上及び水生モニタリングプログラムが緊急に必要とされる。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
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貯水池,調整池  ,  環境問題 
タイトルに関連する用語 (5件):
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