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J-GLOBAL ID:201502216200729946   整理番号:15A0876691

第二世代バイオリファイナリーのためのリグノセルロース変換用新規好熱性ヘミセルラーゼ

Novel thermophilic hemicellulases for the conversion of lignocellulose for second generation biorefineries
著者 (7件):
資料名:
巻: 78  ページ: 63-73  発行年: 2015年10月 
JST資料番号: A0989B  ISSN: 0141-0229  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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リグノセルロースバイオマスの発酵可能糖類への生物変換は非常に複雑な過程で,最重要工程の一つは,特異的酵素カクテルによる(ヘミ)セルロース加水分解である。ある種エネルギー作物の主要ヘミセルロースであるグルクロノキシラン変換のため,従来市販酵素製剤で使用されていない好熱性生物由来の安定グリコシドヒドロラーゼの利用可能性を検証した。好熱性細菌のゲノム検索で,Alicyclobacillus acidocaldarius由来新規キシラナーゼおよびα-グルクロニダーゼ(GH10-XAおよびGH67-GA)およびCaldicellulosiruptor saccharolyticus由来α-グルクロニダーゼ(GH67-GC)同定,効率的生産,および詳細特性化を実施した。驚くべきことに,GH10-XAは同ファミリーの他の好熱性キシラナーゼと比較してブナ材キシランに良好な特異性および65°Cでの最高安定性(3.5日)を示した。またGH67-GCは本ファミリーの最安定α-グルクロニダーゼで,初めてアルドン酸およびアリール-α-グルクロン酸基質双方を加水分解できた。これら酵素は,好熱性酵素によって触媒される他の既知生物変換と比較して1/7~1/9の少ない蛋白質量(濃度<0.3μM)で,またはるかに短い反応時間(2時間対12時間)でブナ材キシランを非常に効率的に加水分解した。さらに驚くべきことに,好熱性β-キシロシダーゼと共に,これらは第二世代バイオリファイナリーのための最も有望なエネルギー作物のスマートクッキング前処理バイオマスからのキシロース生産を触媒した。著者らは,現在入手可能なゲノムのCAZy Data Bankによる検索と組換酵素の詳細な酵素的特性化が,新規かつ興味深い特性と用途を有するグリコシドヒドロラーゼの同定を可能とした。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
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酵素の応用関連  ,  木材化学  ,  生物燃料及び廃棄物燃料 
タイトルに関連する用語 (5件):
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