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J-GLOBAL ID：201502216208625910   整理番号：15A1187094

二重発光レシオメトリック蛍光プローブを用いるチロシナーゼ活性の視覚および蛍光検出

Visual and Fluorescent Detection of Tyrosinase Activity by Using a Dual-Emission Ratiometric Fluorescence Probe

著者 (4件)： YAN Xu (Jilin Univ., Changchun, CHN) ,  LI Hongxia (Jilin Univ., Changchun, CHN) ,  ZHENG Weishi (Jilin Univ., Changchun, CHN) ,  SU Xingguang (Jilin Univ., Changchun, CHN)
資料名： Analytical Chemistry  (Analytical Chemistry)
巻： 87  号： 17  ページ： 8904-8909  発行年： 2015年09月01日 
JST資料番号： A0395A  ISSN： 0003-2700  CODEN： ANCHAM  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ポリフェノールオキシダーゼであるチロシナーゼ(TYR)は,植物,動物および真菌など全ての生物に広く分布する銅含有酵素であり,フェノール基質の水酸化によるカテコール誘導体,更にオルトキノン産物への酸化を触媒する。本論文で,TYR活性の可視的観察のための二重発光を示す,高感度で,選択的なレシオメトリック蛍光プローブを構築した。赤色発光量子ドット(QDs)を参照としてシリカナノ粒子に埋込み,緑色発光QDsをシグナルレポート単位としてシリカナノ粒子表面上に共有結合した。更にドーパミンを共有結合により,プローブ表面に結合した。異なる量のTYRの添加により,プローブのレシオメトリック蛍光強度は連続的に変化し,黄緑色から赤色に変化した。レシオメトリック蛍光強度と0.05~5.0μg/mLのTYR濃度の間には直線関係が見られ,検出限界0.02μg/mLであった。

シソーラス用語： 光検出 ,  *プローブ ,  *カテコールオキシダーゼ ,  検出限界 ,  量子ドット ,  ナノ粒子 ,  共有結合 ,  放射強度 ,  金属酵素 ,  カテコールアミン ,  第一アミン
準シソーラス用語： シリカナノ粒子 ,  *チロシナーゼ【EC1.10.3.1】 ,  レシオメトリー ,  *蛍光プローブ ,  蛍光強度 ,  蛍光検出

分類 (2件)： 分光分析  (CC03012W) ,  酵素一般  (EB09010D)

物質索引 (1件)： ドーパミン

タイトルに関連する用語 (4件)： 蛍光プローブ ,  チロシナーゼ活性 ,  視覚 ,  蛍光検出