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J-GLOBAL ID：201502216309536012   整理番号：15A0217094

アーバスキュラー菌根菌の緑化用資材化技術の開発

Development of materials for re-vegitation using Arbuscular Mycorrhizal Fungi

著者 (4件)： 山本将太 (徳山工高専) ,  井上航 (徳山工高専) ,  村上智哉 (徳山工高専) ,  天内和人 (徳山工高専)
資料名： 徳山工業高等専門学校研究紀要  (Research Reports of the Tokuyama College of Technology)
号： 38  ページ： 75-82  発行年： 2014年12月01日 
JST資料番号： X0294A  ISSN： 0386-2542  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 地盤を緑化する方法の一つとして,アーバスキュラー菌根菌(AM菌)の安定的な共生による持続性のある生態的な緑化手法がある。本研究では,AM菌を効率よく活用するために緑化用資材の開発を試みた。宿主植物種子と菌根菌胞子との混合物をシート状に加工することによって,菌根菌胞子と種子の位置固定が可能となり,安定的な菌根菌の感染が可能となる。シートの性能調査と現場試験をした結果,1)シート状に加工した後も,種子の発芽率は変化が無く,菌根菌も宿主植物根に効率よく感染することが可能である。2)フイルタにシートを組み込んだ改良フィルタは,降雨による濁度を初期の段階から抑えることができる。3)改良フィルタは,地盤表面の乾燥を防ぐ時間が長く,通常より安定的な植生が可能である,ことが確認された。

シソーラス用語： *土壌菌類 ,  *緑化 ,  *植生工 ,  宿主 ,  種子 ,  胞子 ,  材料 ,  性能評価 ,  現場試験 ,  比率 ,  濾材 ,  降雨 ,  生態 ,  混濁度
準シソーラス用語： *アーバスキュラー菌根菌 ,  シート材 ,  菌胞子 ,  *宿主植物 ,  植物生態 ,  発芽率

分類 (3件)： 土工計画,土工事  (RA07050R) ,  植物生態学  (EE02000E) ,  土壌生物  (FB04050N)

タイトルに関連する用語 (4件)： アーバスキュラー菌根菌 ,  緑化 ,  資材 ,  開発