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J-GLOBAL ID:201502216340178850   整理番号:15A1311326

九州東シナ海沿岸で副振動災害を引き起こす気象津波の広域伝搬に関する数値解析

NUMERICAL ANALYSIS ON WIDE RANGE PROPAGATION OF METEO-TSUNAMI CAUSING SECONDARY UNDULATION ON THE COASTS OF KYUSHU ALONG THE EAST CHINA SEA
著者 (2件):
資料名:
巻: 71  号:ページ: I.133-I.138 (J-STAGE)  発行年: 2015年 
JST資料番号: U0396A  ISSN: 1883-8944  資料種別: 会議録 (C)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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九州西岸では毎年春先に現地で「あびき」と呼ばれる気象津波の被害を受けている.気象津波の発生・発達は, 気圧波-海面長波の伝搬速度が近接する時の共振効果によるため, 長波の伝搬速度を支配する海底水深の影響を大きく受ける.本研究は, 九州西岸で最大級の海面副振動を観測した2009年2月の気象津波を対象として, 東シナ海から九州・南西諸島海域を含む広域の数値シミュレーションを実施し, 観測された副振動の面的な再現性を検討したものである. 気圧波を西から東に直進させた場合は, 沿岸各地で観測された水位変動の発生順位をほぼ説明することがわかったが, 気圧波の伝搬方向を西から南西側に10度偏向させると, 沖縄トラフの急深部による屈折効果が大きくなり, 観測された水位変動の発生順位を説明しない方向の結果となった.(著者抄録)
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分類 (1件):
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沿岸海洋物理学 
引用文献 (6件):
  • 1)長崎海洋気象台・鹿児島地方気象台・熊本地方気象台 : 平成21年(2009年)2月24日から28日にかけて九州西岸を中心に発生した潮位の副振動に関する現地調査, 災害調査報告, 21p., 2009.
  • 2) 柿沼太郎・浅野敏之・井上太介・山城徹・安田健二 : 上甑島浦内湾における2009年2月潮位副振動の被害調査, 土木学会論文集B2(海岸工学),Vol.B2-65,No. 1, pp. 1391-1395, 2009.
  • 3) 浅野敏之・山城徹・竹下彰・坂本裕昭・西村規宏:上甑島浦内湾内における「あびき」の現地観測, 土木学会論文集B2(海岸工学), Vol. 67, No. 2, pp. 176-180, 2011.
  • 4)池田奈保子・古木裕章・山城徹・浅野敏之・齋田倫範・城本一義:2012年春先に上甑島浦内湾で発生した副振動の特徴について,土木学会論文集B3(海洋開発),Vol. 69,No. 2,pp. 658-663, 2013.
  • 5) 仲井圭一・橋本典明:副振動に関係した微気圧変動の時空間特性, 土木学会論文集B2(海岸工学),Vol. 67,pp. 166-171, 2011.
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