文献

J-GLOBAL ID：201502216476614310   整理番号：15A0850972

固体La₂GeO₅と気体[GeO+1/2O₂]間の反応拡散によって成長した高度粒子配列多結晶ゲルマニウム酸ランタンオキシアパタイトの結晶構造と酸化物イオン伝導率

Crystal Structure and Oxide-Ion Conductivity of Highly Grain-Aligned Polycrystalline Lanthanum Germanate Oxyapatite Grown by Reactive Diffusion between Solid La₂GeO₅ and Gases [GeO + 1/2O₂]

著者 (8件)： FUKUDA Koichiro (Nagoya Inst. of Technol., Nagoya, JPN) ,  ASAKA Toru (Nagoya Inst. of Technol., Nagoya, JPN) ,  HARA Shinji (Nagoya Inst. of Technol., Nagoya, JPN) ,  BERGHOUT Abid (Univ. de Limoges, Limoges, FRA) ,  BECHADE Emilie (Univ. de Limoges, Limoges, FRA) ,  MASSON Olivier (Univ. de Limoges, Limoges, FRA) ,  JOUIN Jenny (Univ. de Limoges, Limoges, FRA) ,  THOMAS Philippe (Univ. de Limoges, Limoges, FRA)
資料名： Crystal Growth & Design  (Crystal Growth & Design)
巻： 15  号： 7  ページ： 3435-3441  発行年： 2015年07月 
JST資料番号： W1323A  ISSN： 1528-7483  CODEN： CGDEFU  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 1723Kの空気中における粒子がランダムに配列しているLa₂GeO₅多結晶と[GeO+1/2O₂]気体間の反応拡散によって,高度にc^*軸配向した多結晶ゲルマニウム酸ランタンオキシアパタイト(LGO),La_9.68Ge₆O_26.52を合成した。この合成反応は(14+3y)La₂GeO₅+(4-3y)[GeO+1/2O₂]→3La_9.33+2yGe₆O_26+3y(y=合成したLGO中のLa₂O₃成分の過剰量)によって表すことができる。y≒0.17の多結晶(La_9.68Ge₆O_26.52)は573Kで6.3×10^-7S/cmから973Kで1.04×10^-2S/cmまでの酸化物イオンの伝導率を示した。活性化エネルギーは1.2eVである。この多結晶の結晶構造(空間群P1)は0.51の占有率の単位格子中でGe原子に結合している24個のO原子のうち9個の位置がかなり乱れていた。5配位のGeを649cm^-1のラマンバンドによって確証した。反応物La₂GeO₅表面の垂直方向にそって流れているGeO₂成分がLGO結晶の配向成長に密接に関係していると考えられる。

シソーラス用語： *ゲルマニウム酸塩 ,  *ランタン化合物 ,  多結晶 ,  酸化ゲルマニウム ,  酸素 ,  気固反応 ,  超高温 ,  *非化学量論 ,  高温 ,  *イオン伝導 ,  イオン ,  温度依存性 ,  活性化エネルギー ,  *結晶構造 ,  三斜晶系 ,  格子定数 ,  格子欠陥 ,  *配位結合 ,  Ramanスペクトル
準シソーラス用語： *ゲルマニウム酸ランタン ,  酸化物イオン

分類 (3件)： その他の無触媒反応  (CB06070U) ,  その他の無機化合物の結晶成長  (BK13060T) ,  その他の無機化合物の電気伝導  (BM03044O)

タイトルに関連する用語 (12件)： 固体 ,  気体 ,  拡散 ,  成長 ,  高度 ,  多結晶 ,  ゲルマニウム酸 ,  ランタン ,  オキシアパタイト ,  結晶構造 ,  酸化物イオン ,  伝導率