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J-GLOBAL ID:201502216525665081   整理番号:15A0770789

縮合型面キラルN-フェロセニルNHC-イリジウム錯体を用いるキノリン類の低圧不斉水素化

Low Pressure Asymmetric Hydrogenation of Quinolines using an Annulated Planar Chiral N-Ferrocenyl NHC-Iridium Complex
著者 (3件):
資料名:
巻: 357  号:ページ: 2071-2081  発行年: 2015年06月15日 
JST資料番号: W1343A  ISSN: 1615-4150  CODEN: ASCAF7  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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ジフェニルメタノール誘導体類の,酸の媒介による環化で得られた縮合面キラルN-フェロセニルイミダゾロン類は,ジイソブチルアルミニウムヒドリド(DIBAL-H)により還元され,驚くほど安定で単離可能な一連のヘミアミナールエーテルアミナール類をもたらす。これら誘導体類の内のふたつは,トリフェニルカルベニウムテトラフルオロホウ酸を用いて,N-複素環カルベン(NHC)のイミダゾリニウム塩前駆体へと酸化可能である。これら塩類の,(シクロオクタジエン)塩化イリジウム二量体{[Ir(COD)Cl]2}の脱プロトン化は,独特の堅固な四環骨格を持つN-フェロセニルNHCを持つキラルな配位錯体類を与える。これら錯体のカチオン型類似体は,極めて温和な条件(1モル%錯体,1モル%PPh3,1~5atm H2,トルエン,25°C)下,かなりのエナンチオ選択性(最高90:10 er)で,2-置換キノリン類の不斉水素化を触媒する。ホスフィン系添加剤の変化に対する水素化過程の感受性は,Crabtreeと共同研究者により報告された関連アキラルNHC-Ir錯体に対して提唱されているような,外周圏反応機構が含まれている可能性を示唆している。Copyright 2015 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (5件):
分類
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キノリン,イソキノリン  ,  イミダゾール  ,  ピロールの縮合誘導体  ,  白金族元素の錯体  ,  鉄の錯体 
物質索引 (6件):
物質索引
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