文献

J-GLOBAL ID：201502216693630200   整理番号：15A0768475

植物モノ-,セスキ-,およびジテルペノイド代謝の解明のための合成生物学の利用

The Application of Synthetic Biology to Elucidation of Plant Mono-, Sesqui-, and Diterpenoid Metabolism

著者 (5件)： KITAOKA Naoki (Iowa State Univ., IA, USA) ,  KITAOKA Naoki (Tohoku Univ., Sendai, JPN) ,  LU Xuan (Iowa State Univ., IA, USA) ,  YANG Bing (Iowa State Univ., IA, USA) ,  PETERS Reuben J. (Iowa State Univ., IA, USA)
資料名： Molecular Plant  (Molecular Plant)
巻： 8  号： 1  ページ： 6-16  発行年： 2015年01月05日 
JST資料番号： W2375A  ISSN： 1674-2052  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 植物は非常に多種多様な天然産物を合成し,その一部が医薬品や工業用品に使用されている。本研究では,植物テルペノイド天然産物の調査における合成生物学の利用を概説した。商業的機能性天然物の合成を目的に非相同宿主における植物テルペノイド合成経路を調査した。特に,P450モノオキシダーゼが関与するテルペン類の合成に注目した。モノテルペンはペパーミントの腺状突起のメントール生合成,セスキテルペンは大腸菌によるアルテミシン酸の生合成,イネのジテルペンシンターゼはジベレリン生合成を例示した。生合成ネットワークや進化の調査を含めて全体的な植物テルペノイド代謝を解明するために合成生物学の利用が有効である。合成生物学から可能になるゲノム編集の利用も生理的機能の組織的な逆遺伝子研究ツールとして有望であると考える。

シソーラス用語： *植物 ,  *代謝 ,  生物学 ,  代謝調節 ,  チトクロームP450 ,  モノテルペン ,  セスキテルペン ,  ジテルペン ,  天然材料 ,  酵素活性度 ,  代謝経路
準シソーラス用語： 合成生物学 ,  生合成経路 ,  代謝工学

分類 (2件)： 酵素生理  (EH02020J) ,  植物の生化学  (EH01050J)

物質索引 (1件)： アルテミシン酸

タイトルに関連する用語 (4件)： 植物 ,  ジテルペノイド ,  代謝 ,  合成生物学