文献

J-GLOBAL ID：201502216742638636   整理番号：15A0502347

セメント複合材料におけるグラフェンオキシドの使用 物質移動特性に関する研究

Incorporating graphene oxide in cement composites: A study of transport properties

著者 (5件)： MOHAMMED A. (Centre for Sustainable Infrastructure, Fac. of Sci., Engineering and Technol., Swinburne Univ. of Technol., PO Box ...) ,  MOHAMMED A. (Univ. of Baghdad, Fac. of Engineering, Civil Engineering Dep., Baghdad, Iraq) ,  SANJAYAN J.G. (Centre for Sustainable Infrastructure, Fac. of Sci., Engineering and Technol., Swinburne Univ. of Technol., PO Box ...) ,  DUAN W.H. (Dep. of Civil Engineering, Monash Univ., Clayton, Victoria 3800, AUS) ,  NAZARI A. (Centre for Sustainable Infrastructure, Fac. of Sci., Engineering and Technol., Swinburne Univ. of Technol., PO Box ...)
資料名： Construction and Building Materials  (Construction and Building Materials)
巻： 84  ページ： 341-347  発行年： 2015年06月01日 
JST資料番号： T0560A  ISSN： 0950-0618  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： グラフェンオキシドは,物理的機能化によって結合材料における反応に適した候補にすることが可能な,一連の反応性酸素機能族を含んでいる。本論文の目的は,類似成分で製造したコンクリートに移すことが可能な,グラフェンオキシド強化セメント複合材料の物質移動特性を調べることである。物質移動特性は,コンクリート構造物の長期耐久性を決定する。水分収着,塩化物浸透や水銀圧入ポロシメトリーといった試験を実施して,セメントマトリックスへのグラフィンオキシド添加の影響及びその物質移動特性を調べた。セメント重量の0.01%,0.03%及び0.06%を添加使用したグラフェンオキシドセメント複合材料を製造するために,グラフェンオキシドを,セメントモルタル中に分散させた。実験の結果,極小混合比(0.01%)のグラフェンオキシド使用によって,塩化物イオンの浸入を効果的に妨害可能なことが分かった。さらに,グラフェンオキシドを中程度の混合比(0.03%)加えることにより,収着性は顕著に増大した。セメントマトリックスにグラフェンオキシドを加えると,耐久性を顕著に向上させるセメントマトリックスの物質移動特性を効果的に向上させると結論づけられる。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *複合材料 ,  *グラフェン ,  *酸化物 ,  *物質移動 ,  水分 ,  収着 ,  塩化物 ,  浸透 ,  計測 ,  マトリックス【母体】 ,  セメントモルタル ,  耐久性 ,  X線光電子分光法 ,  細孔径分布 ,  加速試験 ,  電子顕微鏡観察 ,  ナノ粒子 ,  空隙率 ,  深さ
準シソーラス用語： XPS分析 ,  *グラフェンオキシド ,  ナノシリカ ,  水銀圧入法

分類 (1件)： モルタル,コンクリート  (RA06042H)

タイトルに関連する用語 (5件)： セメント ,  複合材料 ,  グラフェンオキシド ,  物質移動 ,  研究