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J-GLOBAL ID:201502216766719521   整理番号:15A0322209

観測所の少ない河川流域におけるアンサンブル衛星降雨推定値を用いた水文モデリング:全体アンサンブル較正の必要性

Hydrological modelling using ensemble satellite rainfall estimates in a sparsely gauged river basin: The need for whole-ensemble calibration
著者 (4件):
資料名:
巻: 522  ページ: 110-122  発行年: 2015年03月 
JST資料番号: C0584A  ISSN: 0022-1694  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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水文モデルを駆動するための衛星雨量の推定の可能性は長い間理解されてきたが,多くの場合,これらのモデルに必要とされる時間的,空間的に高い解像度では衛星入力における不確実性は大きく,時空間的に自己相関されている。既往研究は,しばしばアンサンブル入力を予備的に較正された水文モデルへ適用し,衛星による降雨推定そのもの内の不確実性に集中してきた。このアプローチは入力の不確実性とモデルの不確実性間の相互作用,特に入力の不確実性がモデルの較正に及ぼす影響を考慮していない。さらにアンサンブルを用いて駆動されることを意図しているモデルを較正するために決定論的入力を用いるのは不適切な可能性がある。これらの問題のいくつかを克服するために新しい全アンサンブル較正アプローチを開発した。本研究では全体アンサンブルアプローチを用いて較正されたピットマン降雨流出モデルのバージョンを駆動するために,条件付き衛星駆動確率的降雨ジェネレータ(TAMSIM)によって生成されたアンサンブル降雨入力を用いた。シミュレートされたアンサンブル流出出力をアンサンブル予測の検証からの適合指標を用いて評価した。ここでは全体アンサンブル較正Pitmanモデルによって生成されたアンサンブル出力は平均あるいは理論的無限アンサンブル期待値両者に対して較正されたPitmanモデルを用いて生成された等価アンサンブル出力より優れていることが示された。全体的に検証期間に対して,アンサンブル推定の日平均に基づいた較正を用いた83.6%に比べて,全体アンサンブル較正は平均雨季流出量は雨期流出の平均RMSEが61.7%となった。気候推定に対するアンサンブルの性能を評価するためブライアースキルスコアを使用したところ,全アンサンブル較正は流出事象の主たる範囲に対して正のスコアを与えた。アンサンブル平均に対する較正の等価スコアは負であり,それが気候の推定に対して何のスキルをも見せないことを示した。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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水文学一般 

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