文献
J-GLOBAL ID:201502216772538351   整理番号:15A0859487

交通中のリスクと物理的量の認識における統計則

A statistical law in the perception of risks and physical quantities in traffic
著者 (2件):
資料名:
巻: 82  ページ: 36-44  発行年: 2015年09月 
JST資料番号: D0828A  ISSN: 0001-4575  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
本稿は,精神物理学的法則が,交通中のリスク認識と物理量に影響することを示唆する。この法則は,低い確率または小さな量を過大評価し,他方で高い確率または大きな量を過小評価する傾向があると述べる。交通中のリスクおよび物理量の調査は,つぎのことを示す,極めて一貫したパターンを見出した。1.道路を横断しようとする歩行者たちは,低速走行する車両の停止距離を過大評価し,また高速走行する車両の停止距離を過小評価する。2.追越しをしようとする自動車運転者たちは,低速では必要距離を過大評価するが,高速では過小評価する。3.停止から与えられた速度まで加速することを求められた自動車運転者たちは,標的速度をオーバーシュートする;指定速度まで減速を求められたときに,運転者たちはまた標的速度をオーバーシュートする。4.与えられた距離の移動時に与えられた時間量を節減するためにその速度を選ぶかを問われた時に,運転者たちは,初期速度が低いときに標的速度を過大評価し,初期速度が高いときに過小評価する。5.運転者たちは,速度の小さな増加に関係したリスク増加を過大評価し,また速度の大きな増加に関係したリスク増加を過小評価する。6.運転者たちは交通違反に対する懸念のリスクを,違反が小さいときに過大評価し,違反が大きいときに過大評価する。7.道路利用者たちは比較的安全な輸送モードに関係したリスクを過大評価し,比較的有害な輸送モードに関係したリスクを過小評価する。本稿は,これら全物理量とリスクの誤解を例示する。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
自動車事故,交通安全 
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る