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J-GLOBAL ID:201502216775726086   整理番号:15A1348871

扁桃体中心核のHtr2a発現細胞は本能的恐怖と学習性恐怖との間の階層を制御する

Htr2a-Expressing Cells in the Central Amygdala Control the Hierarchy between Innate and Learned Fear
著者 (11件):
資料名:
巻: 163  号:ページ: 1153-1164  発行年: 2015年11月19日 
JST資料番号: A0707B  ISSN: 0092-8674  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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恐怖は,別々の経路が関与する本能的および学習メカニズムにより誘発される。本稿で著者らは,いかにしてこれらの経路が統合されるのかを調べるために,嗅覚介在性本能的恐怖に対抗する学習恐怖パラダイムを用いた。注目すべきことに,本能的恐怖刺激の先行呈示は学習すくみ反応を抑制したが,この反対は起こらなかった。全脳マッピングと薬理学的スクリーニングは,扁桃体中心核(CeA)のセロトニン-2A受容体(Htr2a)発現細胞が本能的および学習すくみ行動の両方を制御するが,反対方向には制御しないことを示した。自由行動マウスにおけるin vivoファイバー測光解析は,学習恐怖刺激ではなく本能的恐怖刺激がHtr2a-発現CeA細胞の活動性を抑制したことを示した。これら細胞の人工的不活性化は本能的すくみ反応をアップレギュレートし,また学習すくみ反応をダウンレギュレーションした。したがって,Htr2a発現CeA細胞は階層ジェネレーターとして機能し,学習的恐怖より本能的恐怖を優先付ける。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
分類
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個生態学  ,  中枢神経系  ,  生物学的機能  ,  細胞膜の受容体 

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