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J-GLOBAL ID:201502216838356624   整理番号:15A0837301

広大地域に亘る洪水リスクの展開:ポー川に対する定量的査定

Evolution of flood risk over large areas: Quantitative assessment for the Po river
著者 (4件):
資料名:
巻: 527  ページ: 809-823  発行年: 2015年08月 
JST資料番号: C0584A  ISSN: 0022-1694  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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最近の数十年間,洪水が原因の損害の世界的な増加は,気候変動が多くの場合,主要な駆動体として記述されている異なる原因の組み合わせによって,洪水リスクが劇的に増加していると言う共通認識を強化している。それに関して,科学界は,潜在的な洪水被害と損失を増加させることにより任意の地域の洪水リスクに強く影響する人為起源圧力の役割に気付いて居る。しかし,そのような評価を行うための「堤防効果」即ちロバストな方法論的ツールの定量的査定に関する科学文献はまだ少ない。この研究は,(1)洪水リスクは過去半世紀に亘って増加したか?及び,もしそうならば,(2)この変化の主な駆動体は何か?の2つの特殊研究課題を持って広範な地理的面積(46,000km2)のポー川(北イタリア)中・下流部分の堤防保護氾濫原を調べた。第1に,異なる雨量計観測所における日河川流量の3つの長期時系列を解析した。第2に,人為起源圧力(1950年代から観測した土地利用及人口統計力学)の経時展開を使って洪水出現とリスクの経時変動性を定量的に査定した。この目的のために,広大な地理的地域に亘る洪水脆弱性の査定に適したグラフィカルツール(HVCSすなわち測高脆弱曲線)を提示した。この研究は,堤防で保護された洪水が発生しやすい地域内で観測された河川流時系列と安定した人口密度の年次統計における統計的に有意な傾向が無い事を強調した。それにもかかわらず,提示した洪水脆弱性指標は,1950年代以降,倍増している住宅地における洪水への曝露の有意な増加を示した。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
気候学,気候変動 

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