抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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1983年1月3日,ハワイ島のキラウエア火山でプウ・オーオー火口を中心とした総延長8kmに及ぶ大規模な割れ目からの噴火を開始した。それ以来,32年が経過し,キラウエア火山の最近500年間の歴史において最も長く継続する噴火活動とされ,多くの人々の関心を集めている。噴火活動は,主にアメリカ地質調査所とハワイ火山観測所によって丹念に観測され,噴火の経緯が記録され続けており,ウェブサイトでは画像もほぼリアルタイムで提供されている。2014年11月にはパホアの村はずれに接近した溶岩が日本人墓地のかなりを埋め立て,1軒の民家が激しく燃える様子が,日本のテレビニュースでも紹介された。本論では,山頂部のハレマウマウ火口,イーストリフトゾーンのプウ・オーオー火口及び溶岩原における最近の活動の様子について,口絵写真と共に紹介した。