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J-GLOBAL ID：201502216869830502   整理番号：15A1348165

各種火炎の大気圧低温プラズマ支援燃焼特性

Characteristics of Low Temperature Plasma Assisted Combustion at Atmospheric Pressure for Various Species of Flame

著者 (6件)： 赤対秀明 (神戸市工高専) ,  鍛冶勇至 (神戸市工高専) ,  廣澤謙弥 (神戸市工高専) ,  高橋宏 (神戸市工高専) ,  赤松浩 (神戸市工高専) ,  吉本隆光 (神戸市工高専)
資料名： スマートプロセス学会誌  (Journal of Smart Processing - for Materials, Environment & Energy -)
巻： 4  号： 6  ページ： 313-317  発行年： 2015年11月20日 
JST資料番号： F0907C  ISSN： 2186-702X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 再生可能エネルギー資源であるバイオマス燃料などの低カロリー,低濃度な燃料の有効的な燃焼技術が求められ,近年大気圧低温プラズマの応用による燃焼改善の研究が行われている。そこで本研究では,燃焼前のメタン・水素または希釈された低濃度燃料に大気圧低温プラズマを導入して,拡散および予混合火炎を形成し,誘電体バリア放電(DBD)を重畳することによる各種火炎の燃焼特性に与える影響を調査した。得られた結果を以下に示す。1)プラズマ印加により燃焼が促進されて,メタン火炎は安定化する。2)非燃焼場におけるプラズマ印加のメタン噴流挙動から,乱流への遷移が早く,燃焼向上につながる。3)プラズマ支援時の温度分布への影響はほとんど見られないが,プラズマ支援でメタン火炎の燃焼温度が上がり,燃え切りが早くなる。水素火炎では影響はほとんど見られない。4)鉛直拡散火炎の中心付近(過濃燃料域)のNOxがプラズマ支援により減少する傾向がみられる。

シソーラス用語： 火炎 ,  大気プラズマ ,  *燃焼特性 ,  *生物燃料 ,  再生エネルギー ,  水素 ,  無声放電 ,  温度分布 ,  燃焼温度 ,  酸化窒素 ,  *プラズマ応用 ,  低NOXバーナー ,  アルカン ,  プラズマ支援燃焼 ,  低温プラズマ ,  低濃度
準シソーラス用語： バイオマス燃料 ,  再生可能エネルギー ,  誘電体バリア放電

分類 (2件)： 生物燃料及び廃棄物燃料  (LB02020Y) ,  プラズマ応用  (BJ02110K)

物質索引 (1件)： メタン

引用文献 (10件)：

• 1) 滝田謙一、日本燃焼学会誌51 (2009) 273-280.
• 2) 上杉、佐々木、Journal of Plasma and Fusion Research, 89-4 (4/2013) 225-228.
• 3) V K UNNIKRISHNAN1 et al, Indian Academy of Sciences, journal of physics, 74-6 (6/2010) 983-993.
• 4) K.Takatera et al, Proceeding of the3rd International Forum on Heat Transfer 11/2012, p139.
• 5) Hai-Bao Mu et al, IEEE Transaction Plasma Science, 42-10 (10/2014) 2332-2333.

タイトルに関連する用語 (4件)： 火炎 ,  大気圧低温プラズマ ,  支援 ,  燃焼特性