文献
J-GLOBAL ID:201502216874197800   整理番号:15A1163710

5Gミリ波異種通信網に対するLTE/WiGig RANレベル相互接続アーキテクチャ

LTE/WiGig RAN-Level Interworking Architecture for 5G Millimeter-Wave Heterogeneous Networks
著者 (3件):
資料名:
巻: E98.B  号: 10  ページ: 1957-1968 (J-STAGE)  発行年: 2015年 
JST資料番号: U0467A  ISSN: 1745-1345  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
異なる無線アクセス技術を備えた異種通信網(HetNet)が,一連の通信サービス支援のために設置されてきた。これらHetNetを効率良く管理するため,若干の相互接続解として,MIH(媒体独立ハンドオーバ),ANQP(アクセス通信網質問プロトコル),ANDSF(アクセス通信網発見と選択機能)などが研究されてきた。近年,ミリ波利用HetNetが,5G無線通信網用に60GHz帯における短距離通信でマルチGbpsのデータ速度実現のため研究されている。WiGig(無線ギガビットアライアンス)は,ミリ波を利用するための無線アクセス技術の一つである。しかし通常の相互接続解は,LTE(ロングタームエボリューション)/WiGig HetNetの実現には不十分である。WiGigのカバーエリアはミリ波帯域信号の伝搬損失が高いため非常に小さく,ユーザ機器が通常のLTE/WLAN(無線LAN)相互接続解を利用してセル発見とハンドオーバを行うのは難かしいが,これはWiGigのビーム成形や新しい媒体アクセス方法などの特定技法に対応できないためである。これら問題を解決しLTE/WiGig相互接続解を見出すため,RAN(無線アクセス通信網)レベル密結合相互接続解として,本論文は,制御信号とユーザデータトラヒックの処理と転送のために,WiGig相互接続解プロトコルスタック上のLTE/WiGigプロトコルアダプタ設計を提案する。提案した制御プレーンの拡張は,ユーザ機器によるミリ波基地局の発見とアクセスの成功を支援し,LTEマクロセルを支援してLTEとWiGig両無線資源のスペクトル効率を改善するように同時制御できる。この提案の有効性を評価する。シミュレーション結果は,提案した相互接続解を備えたLTE/WiGig HetNetは,セル間ハンドオーバを減少させ,ユーザスループットを顕著に改善できる。さらにミリ波HetNetの下りリンクバックホールスループットとエネルギー効率を評価し,3.5GHz LTE HetNetのそれと比較する。この結果は,60GHzミリ波HetNetは,エネルギー効率は良いがバックホールオーバヘッドは重負荷であることを示す。(翻訳著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
移動通信 
引用文献 (20件):
  • [1] T.S. Rappaport, J.N. Murdock, and F. Gutierrez, “State of the art in 60-GHz integrated circuits and systems for wireless communications,” Proc. IEEE, vol.99, no.8, pp.1390-1436, Aug. 2011.
  • [2] 3GPP TS 36.300, “Evolved universal terrestrial radio access (E-UTRA) and evolved universal terrestrial radio access network (E-UTRAN), overall description, stage 2 (release 12),” v12.1.0, March 2014.
  • [3] K. Sakaguchi, G.K. Tran, H. Shimodaira, S. Nanba, T. Sakurai, K. Takinami, I. Siaud, E.C. Strinati, A. Capone, I. Karls, R. Arefi, and T. Haustein, “Millimeter-wave evolution for 5G cellular networks,” IEICE Trans. Commun., Vol.E98-B, No.3, pp.388-402, March 2015.
  • [4] T.S. Rappaport, S. Sun, R. Mayzus, H. Zhao, Y. Azar, K. Wang, G.N. Wong, J.K. Schulz, M. Samimi, and F. Gutierrez, “Millimeter wave mobile communications for 5G cellular: It will work!,” IEEE Access, vol.1, pp.335-349, May 2013.
  • [5] S. Rangan, T.S. Rappaport, and E. Erkip, “Millimeter-wave cellular wireless networks: Potentials and challenges,” Proc. IEEE, vol.102, no.3, pp.366-385, March 2014.
もっと見る

前のページに戻る