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J-GLOBAL ID：201502216947562528   整理番号：15A0975314

固体高分子電解質に用いる分子屈曲性が高いポリカーボネートの合成

Synthesis of high molecular flexibility polycarbonates for solid polymer electrolytes

著者 (3件)： MINDEMARK Jonas (Dep. of Chemistry - Ångstroem Lab., Uppsala Univ., Box 538, SE-751 21 Uppsala, SWE) ,  IMHOLT Laura (Dep. of Chemistry - Ångstroem Lab., Uppsala Univ., Box 538, SE-751 21 Uppsala, SWE) ,  BRANDELL Daniel (Dep. of Chemistry - Ångstroem Lab., Uppsala Univ., Box 538, SE-751 21 Uppsala, SWE)
資料名： Electrochimica Acta  (Electrochimica Acta)
巻： 175  ページ： 247-253  発行年： 2015年09月01日 
JST資料番号： B0535B  ISSN： 0013-4686  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 高分子電解質に用いた時に,高い分子屈曲性(低いT_g)と高いイオン伝導率を兼ね備えた材料を作製するために,屈曲性のアルキルおよびアルキルエーテルの側鎖基から成る新しい自己可塑化脂肪族ポリカーボネートを設計し,六員環炭酸エステル単量体から合成した。分子量が34400g mol^-1の新しいポリカーボネートのガラス転移点T_gは-49.4°Cで,置換ポリ(トリメチレンカーボネート)のデータに比べ,最低のT_gを記録した。この新しい材料とLiTFSI塩をベースに作製した紫外線架橋高分子電解質は,室温で2×10^-8から2×10^-7S cm^-1,100°Cで1×10^-6から1×10^-5S cm^-1のイオン伝導率を示した。これら電解質の制限イオン伝導率は,高い分子屈曲性だけが固体高分子電解質中の高速イオン輸送を確保するのではなく,高分子ホスト材料の極性などの他の因子も電解質の輸送特性に影響を及ぼすことを示した。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *高分子固体電解質 ,  *屈曲度 ,  *電気伝導率 ,  可塑化 ,  無機酸エステル ,  *脂肪族ポリカーボネート ,  イオン輸送 ,  極性 ,  化学合成 ,  イオン伝導 ,  側鎖 ,  ガラス転移点 ,  架橋【高分子】 ,  アルキル基 ,  エーテル ,  アルコール ,  芳香族化合物 ,  炭酸エステル ,  PTMC【重合体】 ,  イオン液体
準シソーラス用語： ポリトリメチレンカーボネート ,  屈曲性 ,  固体高分子電解質

分類 (4件)： 高分子固体の構造と形態学  (CG02022M) ,  高分子固体の物理的性質  (CG02024U) ,  電気化学一般  (CB07010N) ,  有機化合物の電気伝導  (BM03045F)

物質索引 (4件)： LiTFSI ,  ベンジルアルコール ,  5-エチル-5-(ヘキシルオキシメチル)-1,3-ジオキサン-2-オン ,  5-(アリルオキシメチル)-5-エチル-1,3-ジオキサン-2-オン

タイトルに関連する用語 (4件)： 固体高分子電解質 ,  分子 ,  屈曲性 ,  ポリカーボネート