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J-GLOBAL ID:201502217025571787   整理番号:15A0452753

グローバル化の新潮流 自動車産業における環境変化と経営課題 自動車アフター市場の重要性の高まりと事業機会

著者 (4件):
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巻: 23  号:ページ: 58-79  発行年: 2015年03月20日 
JST資料番号: L3061A  ISSN: 0919-7133  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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1。現在,新興国を中心に自動車の保有台数が増加したことで,部品交換,修理,中古車,サービスといった自動車アフター市場が世界的に大きく拡大している。アフター市場はストック市場となるため,関連企業にとっては,単年の自動車販売に左右されない安定した収益性の高い事業を狙うことができる。2。成熟国では,長い年月をかけてアフター市場が構築されてきたが,国によって流通構造やプレーヤーは異なる。たとえば米国では非ディーラーチャネルの割合が高く,日本では,ディーラー系チャネルや自動車メーカー,純正部品メーカーのプレゼンスが高い。3。今後成長する新興国では,米国のように非ディーラー系チャネルが拡大していくと予測される。たとえば,成長著しい中国では,ディーラー系以外にも広く純正部品を流通させるようメーカーに求める法規制の変化や,コストパフォーマンスなどの点から,米国型の非ディーラー系チャネルが拡大する動きがある。これはインドやASEANでも同様である。4。これら非ディーラー系チャネルの開拓が,各プレーヤーにとっては必須となるが,その際,供給側の論理ではなく,いかに消費者側の論理で利便性を訴えられるかが鍵となる。たとえば,米国に登場したリパッケージャーと呼ばれる業態では,自らは部品の企画・設計・品質保証に専念し,部品自体は中国・台湾のアフター部品メーカーから調達する。結果として,消費者に安価でスピーディーな部品供給を可能としている。5。今後,中国など新興国市場でアフター市場へ参入する企業にとっては,顧客視点に立った部品・サービスを提供するための事業構築が必要となる。(著者抄録)
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
自動車・自動車工業一般  ,  経営工学一般 

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