文献

J-GLOBAL ID：201502217094620154   整理番号：15A0882611

地先型増殖場造成事業費-効果調査-

著者 (4件)： 尾田成幸 (福岡県水産海洋技セ) ,  宮内正幸 (福岡県水産海洋技セ) ,  大形拓路 (福岡県水産海洋技セ) ,  山田京平 (福岡県水産海洋技セ)
資料名： 福岡県水産海洋技術センター事業報告(CD-ROM)
巻： 2013  ページ： 353-355  発行年： 2015年05月 
JST資料番号： L2001B  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 岩礁域に生息する根魚であるメバルやカサゴは定着性が強く,比較的高価格で取引され値崩れが起こりにくいため,福岡県は海底が平坦で軟泥質である豊前海区において増殖場の造成事業を実施している。北九州市門司区柄杓田地先の増殖場の効果を把握するため,刺網と潜水による生物蝟集調査を実施した。平成25年度の4回の調査(括弧内平成24年度の5回調査)において,魚類29種144個体(26種241個体),甲殻類3種15個体(2種4個体),軟体動物1種3個体(3種3個体),棘皮動物1種5個体(1種5個体)が採捕された。メバル,カサゴ,キジハタ,タケノコメバル,クロソイ,ムラソイ等の根魚の他,スズキ,ハモ等の有用水産生物の漁獲が認められ,カキ殻基質にホヤ,ワレカラ等の付着も確認でき,増殖礁および有用魚種を対象とした魚礁としての機能を備えていることが確認できた。

シソーラス用語： メバル ,  カサゴ科 ,  礁 ,  定着 ,  魚類 ,  刺網 ,  潜水 ,  *有効性 ,  *漁礁 ,  *現地調査
準シソーラス用語： カサゴ ,  漁礁造成 ,  *根魚 ,  増殖場 ,  *増殖場造成 ,  豊前海 ,  *蝟集

分類 (3件)： 水産生物学一般  (FH02010Z) ,  水産土木  (FH01030O) ,  生態系  (EE01040P)

タイトルに関連する用語 (3件)： 増殖場造成 ,  事業費 ,  調査