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J-GLOBAL ID:201502217113057512   整理番号:15A0861172

塩化マグネシウム融氷塩に暴露した結合材料における損傷発現

Damage development in cementitious materials exposed to magnesium chloride deicing salt
著者 (5件):
資料名:
巻: 93  ページ: 384-392  発行年: 2015年09月15日 
JST資料番号: T0560A  ISSN: 0950-0618  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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塩化マグネシウム(MgCl)は,塩化ナトリウム(NaCl)のような他の塩類より凍結温度を低くする能力のために,融氷用途に使用されている。コンクリートの成分(細孔溶液,水酸化カルシウム,アルミネート相及びC-S-Hゲル)は,コンクリートの性能を解釈するために使用されるとき,MgCl<sub>2</sub>-H<sub>2</sub>O状態図を変更できる。異なる化学反応が同時にMgCl<sub>2</sub>とセメント系成分の間に生じ,ブルーサイト,フリーデル氏塩,珪酸マグネシウム水和物,酸塩化マグネシウム及び/あるいは二次酸塩化カルシウムを生成する可能性がある。本研究では,MgCl<sub>2</sub>が化学反応によってコンクリート中で完全に消費され,CaCl<sub>2</sub>を生成することが分かった。このように,MgCl<sub>2</sub>は結合材料と顕著に相互作用して,MgCl<sub>2</sub>-H<sub>2</sub>O状態図の応答よりも,Ca(OH)<sub>2</sub>-CaCl<sub>2</sub>-H<sub>2</sub>O状態図に類似した応答を示すことが分かった。短期間凍結融解のために低濃度(<10質量%)MgCl<sub>2</sub>溶液に暴露したモルタル試料は,氷の生成による損傷を示し,一方高濃度(≧10質量%)では室温(23°C)でのMgCl<sub>2</sub>と結合材料との化学反応による損傷が生じやすい。これらの化学反応は急速に(5~10分以内)生じ,暴露コンクリート内への流体浸入が顕著に低下した。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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モルタル,コンクリート 

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