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J-GLOBAL ID:201502217120110178   整理番号:15A1051927

表面増強Raman散乱基質としての,サブ100nm異方性金ナノ粒子

Sub-100 nm anisotropic gold nanoparticles as surface-enhanced Raman spectroscopy substrates
著者 (5件):
資料名:
巻: 26  号: 34  ページ: 345701,1-12  発行年: 2015年08月28日 
JST資料番号: W0108A  ISSN: 0957-4484  CODEN: NNOTER  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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同調表面プラズモン共鳴(SPR)を有する金属ベースナノ粒子は,ナノベース生物センサ,光学素子,生物医学処理,や分子分光法の表面増強成分での応用により,大いに注目されてきた。著者らは,Ag-Auコアシェル型ナノ粒子の,様々なサブ100nm異方性構造への形成と変換を,種子成長プロセスを介して達成した。生成ナノ粒子のサイズと吸収特性は,反応条件で同調でき,元のAg,AuとAg-Au合金種の成長は,種の異方性構造への変換の間,Ag成分の存在は,成長ナノ粒子のサイズと構造に大きく影響した。生じたナノ粒子をSERS基質として使用したが,Ag-Auコアシェル型ナノ粒子から調製した,サブ100nm異方性ナノ粒子は,球状AgやAuナノ粒子或は,Au種から成長した異方性Auナノ粒子よりも,かなり強いSERS増強を示したが,恐らく,本質的な構造特性が,励起Ramanレーザと効率的に対になった,より局所的ホットスポットと強く広いSPRsを創製したからと思われる。EDXとAA(原子吸光)分析は,異方性ナノ粒子中のAgの存在を明白に支持し,SERS増強同様,最終的構造と光学特性に影響した。更に,紙ベース担体(Raman励起強度はかなり低下)にこのナノ粒子を使用すると,SERSシグナルを著しく増強したが,シグナル増強素子としての,これらのナノ粒子のより深い検討を要する。同調でき強い光学特性を有する,金属ナノ粒子の修飾法の確立と,実際応用プロトコルは,将来研究の確実な方向に導く。
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分類 (4件):
分類
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赤外・Raman・Rayleighスペクトル一般(分子)  ,  金属の赤外スペクトル及びRaman散乱,Ramanスペクトル  ,  金属の磁気異方性・磁気機械効果  ,  無機化合物一般及び元素 
タイトルに関連する用語 (5件):
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