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J-GLOBAL ID:201502217121997664   整理番号:15A1013444

等温滴定カロリメトリーにより評価した線形澱粉およびヘキサン酸の錯体形成

Linear starch and hexanoic acid complexation evaluated by isothermal titration calorimetry
著者 (4件):
資料名:
巻: 67  号: 9-10  ページ: 729-736  発行年: 2015年09月 
JST資料番号: E0130A  ISSN: 0038-9056  CODEN: STARDD  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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線形澱粉は疎水性相互作用を通して脂肪酸類と包接錯体を形成する。澱粉および脂肪酸間の錯体形成は澱粉重合度(DP),脂肪酸構造,および錯体形成条件のような多くの因子により影響を受けている。澱粉脂肪酸相互作用を理解する際の等温滴定熱量測定(ITC)の使用に関してほとんど情報がない。脱分岐モチトウモロコシ澱粉の錯体形成に対するヘキサン酸の温度および濃度の影響をITCを使用して検討した。澱粉サンプルをそれらの分子サイズ分布およびジャガイモアミロースおよび脱分岐モチトウモロコシ澱粉はヨード親和性で特徴化した。澱粉アミロースおよび脱分岐モチトウモロコシ澱粉は各々,DP330および25の主要ピークDPおよび2.9および13.9のヨード親和性を示した。ITC滴定データは結合部位モデルの1つに最も適合していた。錯体形成は自由エネルギー(ΔG)のエンタルピーの変化に基づくすべての反応に対して発熱的で,自発的である。ヘキサン酸に対する脱分岐モチトウモロコシ澱粉の結合親和性(Ka)は25~45°Cの温度の低下とともに減少した。脱分岐モチトウモロコシに対する結合部位(n)のKaおよび数量はジャガイモアミロースのそれらを超えていた。両澱粉対する結合部位(n)の数量および結合エンタルピー値(ΔH)は温度変化に対して独立していた。ITCの結果は脱分岐モチトウモロコシ澱粉がヘキサン酸と複合を形成する場合に,ジャガイモアミロースよりも選択されることが証明された。Copyright 2015 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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澱粉 
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