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J-GLOBAL ID：201502217123951190   整理番号：15A0983635

対馬市厳原における歴史的石塀保全を目指した街路再整備事業に関する考察

A STUDY ON A STREET REDEVELOPMENT PROJECT FOR CONSERVING THE HISTORICAL STONE WALLS OF IZUHARA, TSUSHIMA CITY

著者 (6件)： 萩尾愛子 (大日本コンサルタント(株)) ,  柴田久 (福岡大学 工学部社会デザイン工学科) ,  石橋知也 (福岡大学 工学部社会デザイン工学科) ,  河原有佑 (福岡大学大学院工学研究科) ,  井町直人 (山口県庁防府土木建築事務所) ,  奥村瑛太郎 (熊本県県北広域本部鹿本地域振興局土木部工務課)
資料名： 土木学会論文集 D1(景観・デザイン)(Web)  (Journal of Japan Society of Civil Engineers, Ser. D1 (Architecture of Infrastructure and Environment) (Web))
巻： 71  号： 1  ページ： 56-70 (J-STAGE)  発行年： 2015年 
JST資料番号： U0105B  ISSN： 2185-6524  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究では長崎県対馬市厳原の都市計画道路横町線における街路再整備事業を対象とし,地方中小都市や地域における歴史的石塀の保全を目指した住民参加型街路再整備事業のプロセスを詳述するとともに,合意形成ならびに歴史的地域資源の保全を巡る課題について考察した.その結果,1)街路スケールに対する認知促進作業の重要性,2)関心喚起を通じた私有物に対する公共財としての評価,3)道路構造令の弾力的活用,4)時限付き交付金を使用した地域資源保全の難しさ,を街路再整備事業に係る地域資源保全の課題として指摘した.(著者抄録)

シソーラス用語： *外構 ,  道路 ,  *歴史的建造物 ,  景観 ,  街路 ,  *道路整備 ,  保全 ,  意思決定 ,  資源 ,  長崎県
準シソーラス用語： *景観保全 ,  合意形成 ,  *石塀 ,  対馬市 ,  地域資源 ,  都市計画道路 ,  歴史的景観

分類 (2件)： 景観  (RD04010N) ,  道路工学一般  (RC08010M)

引用文献 (17件)：

• 1) 清水喜代志:転機を迎えた都市計画道路整備,季刊まちづくり,11号,pp. 70-72,学芸出版社,2006.
• 2) 西山徳明:我が国の文化財の新たな展開-文化財の総合的把握と歴史文化基本構想の役割について(企画調査会の取りまとめから),季刊まちづくり,25号,pp. 20-29,学芸出版社,2009.
• 3) 佐野育実,岡崎篤行,梅宮路子:都道府県による都市計画道路の見直しガイドラインに関する運用実態と課題,日本都市計画学会都市計画論文集,No. 44-3,pp. 247-252,2009.
• 4) 西勝史人,中川義英:都道府県の都市計画道路見直し結果の実態と検証プロセスの在り方に関する研究,日本都市計画学会都市計画学会論文集,No. 46-3,pp. 589-594,2011.
• 5) 梅宮路子,岡崎篤行:歴史的町並みにおける都市計画道路の見直しに関する合意形成過程-全国的状況と愛知県犬山市の事例について-,日本都市計画学会都市計画論文集,No. 40-3,pp. 505-510,2005.

タイトルに関連する用語 (7件)： 対馬 ,  歴史 ,  塀 ,  保全 ,  街路 ,  整備 ,  事業