文献
J-GLOBAL ID:201502217151299031   整理番号:15A1399849

塩酸系中でのアンチモンの銅増進型固化 環境調和型手法

Copper-promoted cementation of antimony in hydrochloric acid system: A green protocol
著者 (4件):
資料名:
巻: 299  ページ: 520-528  発行年: 2015年12月15日 
JST資料番号: B0362A  ISSN: 0304-3894  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
銅粉固化による塩酸系中でのアンチモンの新規回収法の実験について紹介した。熱力学的分析及びサイクリックボルタンメトリ試験を行って,固化過程を検討した。本法は新規アンチモン回収法で,グリーン化学の必要条件を完全に満たしている。主要固化生成物Cu2Sbは,リチウム及びナトリウムイオン電池用のアノード材料として有望で,消費された銅粉のほぼ全量が,重要な工業用原料であるCuClに変換される。反応時間,Cu/Sb(III)の化学量論的比率,撹はん速度及びHCl濃度が,アンチモンの固化効率に与える影響を詳細に調査した。最適固化条件は,温度=60°C・120min,撹はん速度=600rpm,Cu/Sb(III)の化学量論的比率=3molL-1HCl中6であった。この条件で,アンチモンのほぼ全量が銅粉によって除去され,固化効率は99%以上であった。固化生成物の構造及び形状特性を,それぞれ,XRD及びSEMで解析した。その結果,反応時間は,多様な粒度で構成された,固化生成物の形状特性に僅かな影響しか与えないことが分かった。本法所要活性化エネルギーは,37.75kJmol-1で,化学的制約下にあること示唆した。ICP-MS分析の結果,固化過程で,スチビンは生成しないことが分かった。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (5件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
重金属とその化合物一般  ,  資源回収利用  ,  産業廃水処理  ,  廃水処理  ,  廃水処理 

前のページに戻る