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J-GLOBAL ID：201502217157168834   整理番号：15A1232583

近世東国民家の柱間寸法と畳割の分布(2)-中部地方西部-

著者 (1件)： 清水擴
資料名： 建築史学  (Journal of the Society of Architectural Historians of Japan)
号： 65  ページ： 88-105  発行年： 2015年09月30日 
JST資料番号： Y0661A  ISSN： 0289-2839  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 近世民家における平面寸法の計画のうち「畳割制」について中部地方西部五県を対象に分析する。愛知・岐阜・福井・石川・富山の各県の修理工事報告書から,柱真々制か畳割制かの記載等6項目を表にまとめた。民家緊急調査報告書から「畳割が検証できないもの」や寸法記載のないものをとりあげた。五県では広く畳割制が普及していたことが明らかになった。六・三尺の京間が分布するのは京都に接する福井県若狭地方のみである。六尺の中京間は名古屋を中心とした尾張地方北部,岐阜県南部,福井県東部である。福井東部の六尺畳は「越前間」と呼ばれ中京間とはルーツを異にすると思われる。日本海側の石川・富山と岐阜県北部では五・八尺畳割が主流であった。

シソーラス用語： 時期 ,  *独立住宅 ,  *平面計画 ,  *スパン ,  愛知県 ,  岐阜県 ,  福井県 ,  石川県 ,  富山県 ,  *地理的分布 ,  修理 ,  資料調査 ,  柱 ,  建築史 ,  *古建築
準シソーラス用語： 近世 ,  民家 ,  畳割

分類 (2件)： 住宅建築,農村建築,城  (RB05040V) ,  建築設計,建築家,建築史  (RB04000W)

タイトルに関連する用語 (6件)： 近世 ,  民家 ,  柱 ,  畳 ,  分布 ,  中部地方