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J-GLOBAL ID:201502217164929107   整理番号:15A0792593

歯の発生と再生におけるLhx8媒介WntとTGFβ経路

Lhx8 mediated Wnt and TGFβ pathways in tooth development and regeneration
著者 (12件):
資料名:
巻: 63  ページ: 35-46  発行年: 2015年09月 
JST資料番号: C0964B  ISSN: 0142-9612  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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LIMホメオボックス8(Lhx8)は,コリン作動性およびGABA作動性分化における最近示されている役割を持つ高度に保存された転写因子であり,発生中の神経堤由来の頭蓋顔面組織で発現する。しかし,Lhx8の機能やシグナル伝達経路は,ほとんどとらえどころがない。ここでは,Lhx8がWntとTGFβ経路を介して歯の間葉の分化と機能を調節することを示した。Lhx8の発現はE11.5からE14.5ピークまで歯の間葉に限定され,歯の上皮には存在しなかった。E16.5歯器官における歯の上皮と間葉を再構成することにより,Lhx8のノックダウンは,歯の間葉分化を加速し,逆に,Lhx8の過剰発現は,象牙質形成を減衰させた。β-リン酸三カルシウムキューブでLhx8過剰発現した成人歯髄幹細胞/前駆細胞は,in vivoでの無機化マトリックス産生を減衰させた。遺伝子プロファイリングは,Lhx8の過剰発現時に生後歯髄幹細胞/前駆細胞がDsppとCola1とオステオカルシンを含むマトリックス関連遺伝子の発現を変更したことを明らかにした。Lhx8は,WntとTGFβ経路を転写的に活性化し,その減衰は,複数の象牙質形成遺伝子をアップレギュレートした。まとめると,Lhx8は,WntとTGFβシグナルを微調整して象牙質の発生と再生を調節する。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
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歯の基礎医学  ,  発生と分化  ,  遺伝子発現 
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
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