文献
J-GLOBAL ID:201502217168354214   整理番号:15A1320798

盲腸接種腹膜炎:敗血症血管機能不全の研究の代替モデル

Cecal inoculum peritonitis: An alternative model for sepsis vascular dysfunction study
著者 (15件):
資料名:
巻: 141  ページ: 108-118  発行年: 2015年11月15日 
JST資料番号: B0699B  ISSN: 0024-3205  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
目的:敗血症は致命的な状態であり,血管反応性の欠如の様相を呈する。敗血症でみられる血管機能低下の責任因子はあまり知られていない。本試験の目的は盲腸結紮と穴あけ(CLP)を利用した盲腸接種(CI)敗血症ラットモデルの血管機能不全を特徴づけることであり,リポ多糖類(LPS)敗血症モデルを比較参照した。材料および方法:実験はCI,CLPおよびLPSで処理されたラットから大動脈を分離して行われ,薬理学的アプローチを組み合わせた。結果:フェニルエフリン(PE)に誘導される大動脈の収縮はそれぞれのモデルで有意に減少したが(p<0.05),L-NAMEまたはインドメタシンによっても正常化されなかった。アセチルコリン(Ach)により引き出されたCIモデルの血管反応はLPSモデルよりCLPモデルのほうに類似していた。CI群の大動脈での内皮層の除去はL-NAMEに対する感受性を増加させた(p<0.05)。大コンダクタンスCa<sup>2+</sup>/電圧感受性K<sup>+</sup>(BK<sub>Ca</sub>)チャンネルの抑制はPEの低感受性を正常化させず,敗血症に誘導される収縮性の振動を消失させなかった。電圧依存性KV<sub>1.5</sub>チャンネルの抑制は血管の低感受性を逆転できなかったが,ATP依存性(K<sub>ATP</sub>)チャンネル抑制の阻害は一部の収縮反応を回復させた(p<0.05)。VCAM発現と大動脈の構造変化は各モデルで観察された。結論:これらの結果はCIモデルが敗血症に対する血管の低感受性のメカニズムを研究するのに使われる追加の方法である可能性を示唆する。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
感染症・寄生虫症一般  ,  循環系の基礎医学 
物質索引 (3件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです

前のページに戻る