抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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英Bradford大学の工業化学科の実験室を視察した。大学の化学実験室では学生は希釈,吸着,水処理,脱塩,その他各種の個別操作を体験するがこれら各化学操作のカリキュラムには環境保護の概念が組込んであり,また各教科では具体的な各化学操作に関連づけて環境保護の概念を教える。各実験毎に電力,水消費,CO
2排出が最高レベルの課題に設定してある。大学の実験室で使用する器具類は小型で環境に直接影響する規模ではないが水消費は量水計の指示,電力はモータの定格をコンピュータに接続して消費量を集計している。水の消費量は毎週5000lに達し,逆浸透2400l,ガス吸収900l,蒸留700l,等が大きい。集計表を分析してその使用量を80%以上節減できると判断した。この調査で小規模の実験室でも大きな節減ができることが判明した。