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J-GLOBAL ID：201502217179005599   整理番号：15A1165413

エタノールとEGRでの全負荷Millerサイクル:可能性のある利益と挑戦

Full-load Miller cycle with ethanol and EGR: Potential benefits and challenges

著者 (2件)： MARTINS Mario E.S. (Federal Univ. of Santa Maria, Santa Maria, RS, BRA) ,  LANZANOVA Thompson D.M. (Federal Univ. of Santa Maria, Santa Maria, RS, BRA)
資料名： Applied Thermal Engineering  (Applied Thermal Engineering)
巻： 90  ページ： 274-285  発行年： 2015年11月05日 
JST資料番号： E0667B  ISSN： 1359-4311  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 1940年以来,過剰拡張サイクルとして知られているミラーサイクルは,よく知られる内燃機関プロセスである。ミラーサイクルの主目的は,より長い膨張比に基づき効率を増大することである。異なった可変弁作動機構によって,可能にされた早いか遅い吸気バルブの閉鎖で,より長い膨張比を達成できる。ターボ過給機とインタークーラが,吸気密度を増大して,減少している吸入行程により失われたパワーを回復するのに頻繁に使用される。気象変化に関して増加している環境対策で,エタノールなどのバイオ燃料の使用は有望な代替手段である。ガソリンと比べて,エタノールは,より高いノック抵抗性を持って,より良い給気冷却効果を供給する。それは,より高い圧縮比か増大給気圧の使用を可能にする。潜在的利益にもかかわらず,この概念は技術の挑戦のため,まだ広く利用可能でない。特殊なバルブ系構成と高圧力比過給機のニーズが,この報告書で指摘された問題のいくつかであった。この報告書では,バルブ系と過給の異なった構成において,水を含んだエタノールで運転されるときに,全負荷ミラーサイクル火花点火エンジンの詳細な1次元シミュレーション解析を提示した。吸気バルブの閉じタイミング,カム軸プロフィール,EGRを通した給気希釈,過剰空気,燃焼継続時間とシリンダー温度の影響を調べた。主な損失の詳細に渡る評価を行った。そして,いくつかの可能な配列を検討した。ミラーサイクル概念を適用するとき,40%以上のディーゼル様エンジン正味効率を達成できた。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： 熱力学サイクル ,  ガソリン機関 ,  排ガス循環 ,  比率 ,  *火花点火機関 ,  吸気弁 ,  弁機構 ,  脂肪族アルコール
準シソーラス用語： EGR ,  *Millerサイクル ,  可変バルブ機構 ,  吸気バルブ ,  膨張比

分類 (1件)： 火花点火機関  (PB02020C)

物質索引 (1件)： エタノール

タイトルに関連する用語 (5件)： エタノール ,  EGR ,  Millerサイクル ,  可能性 ,  利益