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J-GLOBAL ID:201502217179678259   整理番号:15A0959007

Cu-促進CeO2-TiO2触媒上の低温NO還元に及ぼす排ガスパラメータおよび成分の影響

Effects of flue-gas parameters on low temperature NO reduction over a Cu-promoted CeO2-TiO2 catalyst
著者 (7件):
資料名:
巻: 159  ページ: 876-882  発行年: 2015年11月01日 
JST資料番号: C0023A  ISSN: 0016-2361  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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ゾル-ゲル法で合成したCu促進CeO2-TiO2触媒を用いてアンモニア(NH3)によるNOの低温選択的触媒還元(SCR)を行った。酸化銅(CuO)および酸化セリウム(CeO2)を組み合わせ,活性種の分散強化および低温で活性を示す表面酸素(O2)体積の増加によって低温SCR性能を改良した。200°Cより高温では,CuCeTi触媒のNO転化率は90%を超えた。ガスの時間あたり空間速度(GHSV)は,実際のSCR反応器より非常に高く,27,000h-1に到達したが,温度上昇に伴ってNO転化率に対するその阻害効果は軽微となった。排ガス濃度範囲内では,O2はNO転化率にほとんど影響しなかった。水蒸気(H2O)の抑制効果は可逆的であり,300°Cでは,ほとんど識別できなかった。二酸化硫黄(SO2)濃度は,NO転化率に影響した。SO2濃度が100ppmより低い場合,NO転化率が増加し,100ppmを超えるとNO転化率が減少した。触媒表面に堆積したSO2との反応生成物の硫酸アンモニウムは,低温時の触媒の不可逆的失活の主原因であった。したがって,高温では,SO2の抑制効果が減少することが判明した。300°Cでは,SO2濃度が800ppmのように高濃度であってもNO転化率は80%を超えた。水銀蒸気および吸着した酸化水銀(HgO)は,CuCeTi触媒によるNO還元にほとんど影響しなかった。本研究によって,新CuCeTi触媒のNO転化率に及ぼす排ガスパラメータおよび成分による促進および抑制効果の新たな情報が得られた。これによってCuCeTi触媒の石炭火力発電所への工業応用の可能性が示された。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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有害ガス処理法  ,  火力発電 

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