加齢の可能性のある生物マーカーとしての唾液エクソームでのマイクロRNAs

MACHIDA Tatsuya; TOMOFUJI Takaaki; TOMOFUJI Takaaki; EKUNI Daisuke; MARUYAMA Takayuki; YONEDA Toshiki; KAWABATA Yuya; MIZUNO Hirofumi; MIYAI Hisataka; KUNITOMO Muneyoshi; MORITA Manabu

文献

J-GLOBAL ID：201502217180014046 整理番号：15A1152647

加齢の可能性のある生物マーカーとしての唾液エクソームでのマイクロRNAs

MicroRNAs in Salivary Exosome as Potential Biomarkers of Aging

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資料名：
巻： 16 号： 9 ページ： 21294-21309 (WEB ONLY) 発行年： 2015年09月
JST資料番号： U7038A ISSN： 1422-0067 CODEN： IJMCFK 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：原著論文発行国：スイス (CHE) 言語：英語 (EN)

この研究は,唾液エクソームmiRNAsが加齢生物マーカーとして同定できるかを検討することを目的にした。15人の若い健康なボランティア(年齢中央値21.0歳)および13人の高齢者(年齢中央値,66.0歳)をリクルートした。非刺激全唾液を集め,唾液エクソームを分離し,総RNAを抽出した。マイクロアレーでは,242のmiRNAsが,これら2種類の混合した試料で通常検出できた。2または0.5倍変化(FC)のカットオフ値および加齢過程に対する調節パワーに基づき,6種類の候補miRNAs(miR-24-3p,miR-371a-5p,miR-3175,miR-3162-5p,miR-671-5pおよびmiR-4667-5p)を選別した。定量的リアルタイムPCRを用いFC値を検証するため,15人の若いヒトおよび13人の高齢のヒトから得た,各々の総RNAを比較した後,miR-24-3pを新しい高齢化生物マーカー候補として同定した。このパイロット研究は,唾液エクソームmiRNAsが高齢化生物マーカーの候補として同定できることを示した。唾液エクソーム中のmiR-24-3pが,適した高齢化生物マーカーであるかを確認するため,更なる検証研究が必要である。(翻訳著者抄録)

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生物学的機能 , 老人医学

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