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J-GLOBAL ID：201502217184218206   整理番号：15A0455461

高線量γ線照射および酸化性腐食下におけるステアリン酸マグネシウムのエージング

Aging of magnesium stearate under high doses gamma irradiation and oxidative conditions

著者 (7件)： LEBEAU D. (CEA, DEN, DPC, SECR, LRMO, F-91191 Gif-sur-Yvette, FRA) ,  BEUVIER L. (CEA, DEN, DPC, SECR, LRMO, F-91191 Gif-sur-Yvette, FRA) ,  CORNATON M. (CEA, DEN, DPC, SECR, LRMO, F-91191 Gif-sur-Yvette, FRA) ,  MISERQUE F. (CEA, DEN, DPC, SCCME, LECA, F-91191 Gif-sur-Yvette, FRA) ,  TABARANT M. (CEA, DEN, DPC, SEARS, LISL, F-91191 Gif-sur-Yvette, FRA) ,  ESNOUF S. (CEA, DEN, DPC, SECR, LRMO, F-91191 Gif-sur-Yvette, FRA) ,  FERRY M. (CEA, DEN, DPC, SECR, LRMO, F-91191 Gif-sur-Yvette, FRA)
資料名： Journal of Nuclear Materials  (Journal of Nuclear Materials)
巻： 460  ページ： 130-138  発行年： 2015年05月 
JST資料番号： D0148A  ISSN： 0022-3115  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 核廃棄物パッケージコンディショニング過程において,高潤滑性のためにステアリン酸マグネシウムが広く使用される。安全目的に対して,貯蔵環境における経年劣化を予測するためには,これらの有機材料の放射線劣化についての理解が不可欠である。本研究では,室温で空気下におけるガンマ線照射に対するステアリン酸マグネシウムの放射線劣化について報告した。種々の分析手段(XPS,ATR-FTIR,ICP-AES,ATGおよび質量分析法)を用いて変質について調べた。放射線酸化下の1000kGyガンマ線照射で生成する分子は,主としてステアリン酸塩およびケトンより短い脂肪族化合物鎖を持つ脂肪族カルボン酸塩におけるアルケン,ヒドロペルオキシド,二重結合である。ドース4000kGyにおいて,ジカルボン酸が観測された。放射線酸化条件下においてこのような分子が形成されるには少なくともドース1000kGyが必要である。これらの観測から,室温および空気条件下においてガンマ線照射下のステアリン酸マグネシウムの限定的劣化機構が明らかになった。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *γ線照射 ,  時効処理 ,  放射性廃棄物処分 ,  *酸化腐食 ,  *カルボン酸塩 ,  潤滑 ,  照射損傷 ,  ATR分光法 ,  FTIR分光法 ,  X線光電子分光法 ,  質量分析 ,  変質 ,  *放射線分解
準シソーラス用語： エージング【時効】 ,  核廃棄物処分 ,  ATR-FTIR

分類 (1件)： その他の物質の放射線による構造と物性の変化  (BK16124V)

物質索引 (1件)： ステアリン酸マグネシウム

タイトルに関連する用語 (6件)： 線量 ,  γ線照射 ,  酸化 ,  腐食 ,  ステアリン酸マグネシウム ,  エージング