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J-GLOBAL ID：201502217191709755   整理番号：15A0872342

コンクリート床版の高浸透型防水材料の開発

著者 (5件)： 蒲和也 (首都高速道路) ,  永田佳文 (首都高速道路) ,  平岡富雄 (ニチレキ 技研) ,  三村典正 (ショーボンド建設 補修工研) ,  石垣勉 (NIPPO)
資料名： 舗装  (Pavement)
巻： 50  号： 8  ページ： 16-21  発行年： 2015年08月01日 
JST資料番号： F0246A  ISSN： 0910-6219  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 道路橋のコンクリート床版は,輪荷重の繰返し走行による疲労と,ひび割れへの雨水の浸入による疲労現象の促進が劣化損傷の大きな要因であることが分かっている。そのため,首都高速道路では,ひび割れや遊離石灰などの損傷が見られる床版に対して浸透型防水材とアスファルト塗膜防水材を組み合わせた複合防水工法を採用している。その浸透型防水材に従来使用していた材料は,低温下に粘度が高くなるため,ひび割れへの浸透性低下が懸念された。そこで,低温下でも浸透性に優れる「高浸透型防水材料」を開発した。その開発品は低温下においても浸透性に優れていること,さらに優れた浸透性による副次的な効果として床版曲げ剛性の回復が期待できることを確認した。また,この開発品を舗装打換え時の複合防水工法に適用し,施工性も十分であることを確認した。(著者抄録)

シソーラス用語： *道路橋 ,  *コンクリートスラブ ,  橋床版 ,  劣化 ,  都市高速道路 ,  亀裂 ,  *防水 ,  浸透率 ,  曲げ剛性 ,  再舗装 ,  防水材料
準シソーラス用語： 首都高速道路 ,  浸透性

分類 (3件)： 橋梁の破壊,保守,その他  (RC06080X) ,  セメントコンクリート舗装,剛性舗装  (RC04030G) ,  用途・機能・工法面から見た建設材料  (RA06050K)

タイトルに関連する用語 (4件)： コンクリート床版 ,  浸透 ,  防水材料 ,  開発