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J-GLOBAL ID:201502217242163949   整理番号:15A1289445

ダイヤモンド状炭素/陽極酸化-酸化物ハイブリッドコーティングしたA5052アルミニウム合金の疲れ挙動に及ぼす中間層厚さの効果

Effect of Interlayer Thickness on Fatigue Behavior in A5052 Aluminum Alloy with Diamond-Like Carbon/Anodic-Oxide Hybrid Coating
著者 (4件):
資料名:
巻: 56  号: 11  ページ: 1793-1799 (J-STAGE)  発行年: 2015年 
JST資料番号: G0668A  ISSN: 1345-9678  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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A5052アルミニウム合金上に陽極酸化物層を形成し,その後ダイヤモンド状炭素(DLC)を堆積させてDLC/陽極酸化-酸化物ハイブリッドコーティングを作製した。陽極酸化-酸化物中間層の厚さが異なるハイブリッド被覆試験片を用いて,平面曲げ疲れ試験を行った。中間層の厚さは10と50μmとし,DLC膜の厚さを3μmに固定した。DLCシングル層有りおよび陽極酸化-酸化物シングル層有りの被覆無し試験片も比較のために用いた。陽極酸化-酸化物シングル層有りの試験片の疲れ強さは,コーティング無しの基板のそれらより低かった。なぜならば,コーナーエッジ亀裂あるいはピンホール欠陥が疲れ亀裂発生サイトであることができたからである。しかし,陽極酸化-酸化物層上にDLCを堆積させると,疲れ強さが改善した。中間層厚さが10μmのハイブリッド被覆試験片は,中間層厚さが50μmの試験片より基板や疲れ限がより高かった。厚さが3μmの薄いDLC層は中間層の亀裂を抑制することができ,基板より疲れ強さを改善させた。中間層がDLC膜と比べ50μmのように比較的より厚くなると,DLC膜はコーナーエッジ欠陥からの亀裂を抑制できず,ハイブリッドコーティングの存在にもかかわらず疲れ強さがより低くなった。(翻訳著者抄録)
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引用文献 (15件):
  • 1) Y. Uematsu, K. Tokaji and H. Takekawa: Fatigue Fract. Eng. Mater. Struct. 33 (2010) 607–616.
  • 2) Y. Uematsu, T. Kakiuchi, T. Teratani, Y. Harada and K. Tokaji: Surf. Coat. Technol. 205 (2011) 2778–2784.
  • 3) T. Kakiuchi, Y. Uematsu, T. Teratani and Y. Harada: Trans. Japan Soc. Mech. Eng. Series A 78 (2012) 403–410.
  • 4) Y. Uematsu, T. Kakiuchi, T. Teratani, Y. Kobayashi and Y. Harada: Adv. Mater. Res. 538–541 (2012) 1693–1696.
  • 5) T. Kakiuchi, Y. Uematsu, M. Takekawa, T. Teratani, Y. Kobayashi and Y. Harada: J. Soc. Mater. Sci. Japan 62 (2013) 738–743.
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