抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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探査衛星ボイジャーが土星の北極上空の6角形の渦状構造を発見し注目を集めた。実験室の研究では回転流の自由表面の構造や境界が多角形構造をとることが明らかにされている。また,多角形構造は粘性の大きい流体の跳水においても発生することが知られている。本論文では,回転流の多角形構造が跳水の多角形境界と同様な構造を有することを実験的に解明した。実験装置は27.0cm,高さ39.5cmの透明円筒中に回転円板を設置したものである。円板上の静止時水深を1cm~5cmの範囲で1cmずつ変えた。そして回転数を変化させて回転円板上の液面形状を可視化した。また,ポピドンヨードを滴下して境界を可視化した。円,楕円,3角形の回転境界が観測され,其の存在範囲を図示した。また,境界3角形境界層側面からのジェット流の噴出を見出した。これは跳水境界に見られる現象と類似したものである。