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J-GLOBAL ID:201502217278486930   整理番号:15A0771796

コロイド状懸濁銀表面上のブラジキニンの表面および先端増強ラマン散乱

Surface- and tip-enhanced Raman scattering of bradykinin onto the colloidal suspended Ag surface
著者 (4件):
資料名:
巻: 17  号: 26  ページ: 17140-17149  発行年: 2015年07月14日 
JST資料番号: A0271C  ISSN: 1463-9076  CODEN: PPCPFQ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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本稿では,表面(SERS)および先端増強ラマン散乱(TERS)を用いて,種々の環境下でコロイド状懸濁銀表面上の,例えばがん増殖に関与するプラジキニン,小ペプチドの吸着モードを,ペプチド濃度(10-5~10-7M),励起波長(514.5および785.0nm),水性ゾル溶液のpH(pH=3~11)を含めて決定した。コロイド状懸濁銀表面の金属表面プラズモンとレオロジーを,紫外可視(UV-Vis)分光法および原子間力/走査型電子顕微鏡法(AFM/SEM)により調査した。SERS結果は,10-5Mのペプチド濃度は,単層コロイド被覆のための最適なペプチド濃度であることを示した。BKのPhe5/8およびArg9残基は,一般的にコロイド状懸濁銀表面との相互作用に参加した。アミド基は,3~11のpH域で銀表面に同様に配置されるようにみられる。溶液の酸性pH(pH=3~5)で,BK-COO-末端基は二座(pH=3で)または単座(pH=5で)キレート配位子として銀表面に結合する。pH=11では,Arg9のイミノ基は,おそらくそのN.+.H2プロトン化状態に起因して,銀との相互作用に関与しない。溶液のアルカリ度(pH=9)の減少は,NとAgの孤立電子対間の相互作用を好適にするように,N.+.H2基の脱プロトンとその後の基の再配列を生成する。TERS研究は,SERSに基づいて,pH=7でコロイド懸濁銀上のBKの挙動を確認し提案し,コロイド懸濁銀表面の種々の点で,同じペプチド断片は,それと相互作用するこの面に対してほとんど同じ方向をもつことを示した。Copyright 2015 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
物理的手法を用いた吸着の研究  ,  ペプチド  ,  コロイド化学一般 

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