文献
J-GLOBAL ID:201502217293578612   整理番号:15A1032602

分子金属κ-(BEDTTTF)2Xにおけるガラス様動力学の起源:ゆらぎ分光法および第一原理計算からの意味付け

Origin of the glass-like dynamics in molecular metals κ-(BEDTTTF)2X: implications fromfluctuation spectroscopy and ab initio calculations
著者 (7件):
資料名:
巻: 17  号: Aug  ページ: 083057 (WEB ONLY)  発行年: 2015年08月 
JST資料番号: U7017A  ISSN: 1367-2630  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
抵抗雑音分光法を利用して,高分子アニオンXをもつ異なる有機電荷移動錯塩κ-(BEDTTTF)2Xにおける荷電キャリアの低周波数動力学を研究する。本研究の目的は,BEDT-TTF分子の末端エチレン基の立体構造上の自由度によっておきる構造上のガラス様転移を調べることである。電子基底状態特性の研究にとって基本的に重要であるが,ガラス動力学の現象論は最小限にしか調べられておらず,その起源は理解されていない。さまざまな異なる化合物に対するゆらぎ分光法の系統的な研究により,ガラス転移に関連する抵抗雑音パワースペクトル密度における共通で明確な最大値が明らかになる。熱力学的およびNMR測定で決定されたように,この過程のエネルギースケールはガラス様エチレン末端基の構造動力学における活性化エネルギーと同一視されうる。この種類の”柔粘性結晶”に対して初めて,緩和時間の典型的なガラス様特性,すなわちVogel-Fulcher-Tammann則,を報告し,ガラス質系の脆弱性の度合いを決定することができる。第一原理計算を使用して,関連するエネルギースケールはエチレン末端基のアニオンへの結合によってされるような,簡単な二準位モデルにおける異なる系でのガラス動力学の起原および現象論に対して説明する。(翻訳著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
その他の非晶質の構造 
物質索引 (1件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです

前のページに戻る