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J-GLOBAL ID:201502217296659524   整理番号:15A0777050

パンテチンはCXCL12誘導T細胞遊走の下方制御により膜ラフトの脂質組成とコレステロール含有量を変更する

Pantethine Alters Lipid Composition and Cholesterol Content of Membrane Rafts, With Down-Regulation of CXCL12-Induced T Cell Migration
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巻: 230  号: 10  ページ: 2415-2425  発行年: 2015年10月 
JST資料番号: E0042B  ISSN: 0021-9541  CODEN: JCLLA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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天然の低分子量チオールであるパンテチンは,広範囲の必須細胞経路で幅広い活性を示す。これは,抗高脂血症剤及びコレステロール低下剤として長く知られている。著者は最近,これが複数のメカニズムを介して,脳マラリア及びParkinson病のマウスモデルにおける神経保護作用を発揮することを示した。本研究では,細胞活動に従事する分子のためのプラットフォームとして機能し,そのために,慢性炎症につながる不適切な細胞応答に対する標的を提供する膜脂質ラフトに対する,パンテチンの影響を見た。パンテチンで処理した細胞は,細胞接着の最終的な下方制御,CXCL12ドリブン走化性,及び,ヒトジャーカット細胞株と循環エフェクターT細胞を含む様々なT細胞型の経内皮遊走により,ラフト脂肪酸組成とコレステロール含有量に有意な変化を示すことがわかった。関与するメカニズムには,以下の改変が含まれた。i)CXCL12のその標的細胞への結合,ii)2つのCXCL12受容体であるCXCR4及びCXCR7の膜のダイナミクス,及びiii)ケモカイン系調節において重要な決定要因である細胞の酸化還元状態。加えて,パンテチンの効果が,それらのパルミトイル化レベルを低下させたアシル化シグナル伝達分子のラフトからの変位と関連していたことを示すために,T細胞分子の活性化のためのリンカーを考えた。結論として,ここに示された結果は,以前に公表された調査結果と共に,パンテチンが,その多面的な行動により,病原性T細胞活性化及び遊走につながる多面的プロセスを下方制御することができることを示している。Copyright 2015 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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生体膜一般 

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