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J-GLOBAL ID:201502217300357309   整理番号:15A1400385

開発途上国における都市の持続可能性評価のための包括モデル-空間,論理,時間の次元からの都市の持続可能性のトリニティ(TCS-SLTD)

An inclusive model for assessing the sustainability of cities in developing countries - Trinity of Cities’ Sustainability from Spatial, Logical and Time Dimensions (TCS-SLTD)
著者 (6件):
資料名:
巻: 109  ページ: 62-75  発行年: 2015年12月16日 
JST資料番号: W0750A  ISSN: 0959-6526  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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開発途上国を特徴づける前代未聞の都市化速度,経済優先志向,そして,都市の無秩序な発展という文脈において,全てのための包括的,再生力のある,ならびに,持続可能な都市の達成は重要な課題である。この目標に達するための第一歩は,持続可能性に向かうこれらの都市の開発の輪郭を描き,評価し,道案内をするための包括的枠組みを概念化することである。本研究で著者たちは,持続可能な開発(SD)を評価するための包括的で因果関係を持つ枠組み-”空間,論理,時間の次元からの都市の持続可能性のトリニティ”(TCS-SLTD)-の概要を説明する。これは,開発途上国の都市のために開発されたもので,都市Xiを例に用いて説明される。中国南部にある都市の近代化の歴史と趨勢のレビューの後,開発途上国における都市の持続可能性評価のための幾つかの原則を提案し,その後,都市Xiの事例を提示する。Xiの都市域がこの四半世紀に10倍を超えて拡大したのに対して,耕地は39%減少した。土地利用におけるこのような劇的な変化に加えて,都市の拡大の主要軸が,南北軸から核都市周辺の全ての地域に放射状に拡大する方向にシフトした。長い年月の間に,都市の拡大は”集中-分散-集中”の傾向にあった。著者たちが提示する指標により計測されたXiの全体の持続可能性は1990~2010年の間に上向きの-しかし,単調でない-趨勢を示し,この間,都市化の速度は30%増加した。著者たちは多次元解析を基に,如何にしてXiをより再生力のある発展経路に向かわせるかについての提案を行う。これには,都市システムの活性化,計画化を通した都市形態の管理,地域社会への持続可能な開発事項の情報提供,Xiの様々な部門と都市当局の間の効率的に機能する調和の取れた連携が含まれる。本研究で概要説明したTCS-SLTDモデルは,持続可能な開発指標(SDI)の選定のプロセスの道案内をするための有効なツールであり,開発途上国における都市の成長と拡大の持続可能性を総合的に評価するための概念的枠組みを提供する。本モデルは,開発途上国の政策立案者が,都市の持続可能性を統合的に評価し,都市をより再生的で持続可能な開発軌道に移行させるための現実的で焦点を合わせた政策の策定を支援することができる。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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建設工学一般 

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