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J-GLOBAL ID:201502217303255590   整理番号:15A0891525

発酵廃水からの酢酸のCO2増進抽出

CO2-enhanced extraction of acetic acid from fermented wastewater
著者 (5件):
資料名:
巻: 17  号:ページ: 4393-4400  発行年: 2015年08月03日 
JST資料番号: W2066A  ISSN: 1463-9262  CODEN: GRCHFJ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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発酵系揮発性脂肪酸類(VFAs)を回収する工業プロセスは,分子状VFAsの形成を可能にさせるためにVFA塩類[例えば,Ca(CH3COO)2]を含む発酵培養液を酸性化するためにH2SO4を利用する。それから分子状VFAsは液液抽出によって回収される。しかしながら,H2SO4を用いる酸性化は大量の塩類(例えば,CaSO4)の生成をもたらす。発酵培養液の酸性化のために無機酸類よりもむしろCO2を使用することは,塩形成を除く環境調和型代替案である。本研究では,発酵廃水からの酢酸(HAc)の抽出の効率を向上させるためにCO2を40barまで加圧した。また,ベンチマークを得る為に大気条件下のHAc抽出を調べた。HAc(1wt%)およびpHを2.8から6への変動を生じさせる様々な塩を含む発酵廃水モデル溶液からHAcを抽出する為に,n-オクタノールに溶解したイオン液体[P666.14][Phos]およびトリオクチルアミン(TOA)を溶媒として適用した。HAc分配(D=[HAc]solvent/[HAc]aqueous)として表現される,HAcの抽出率においてもっと顕著な増加がCO2圧の増加と共に[P666.14][Phos]に対して観測された。炭酸平衡およびHAcと塩の解離を考慮する数学モデルは,測定されたCO2の影響が水相pHに対するCO2の影響によって説明できないことを示した。かくして,加圧CO2が溶媒の流体特性を変更し,HAcをもっと得やすいようにしたと結論付けられる。これは,加圧CO2を適用することが揮発性脂肪酸の抽出を含むプロセス以外のプロセスの抽出効率を高めることを示唆している。Copyright 2015 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST
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分類 (4件):
分類
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抽出  ,  発酵生産一般  ,  反応装置  ,  資源回収利用 
タイトルに関連する用語 (4件):
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