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J-GLOBAL ID:201502217321448746   整理番号:15A1123271

キチナーゼ遺伝子(HXchit)の完全長c DNAクローニングとチュウゴクモクズガニ,Eriocheir sinensisの脱皮周期中の発現の解析【Powered by NICT】

Full length cDNA cloning of the chitinase gene (HXchit) and analysis of expression during the molting cycle of the Chinese mitten crab, Eriocheir sinensis
著者 (7件):
資料名:
巻: 22  号:ページ: 185-195  発行年: 2015年 
JST資料番号: C2255A  ISSN: 1005-8737  CODEN: ZSKEFS  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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キチナーゼ酵素は甲殻類における脱皮に重要な役割を果たしている。Eriocheir sinensisはその寿命のいくつかの脱皮を受ける。逆転写酵素ポリメラーゼ連鎖反応とcDNA末端の迅速増幅を用いたE.sinensis由来のキチナーゼ遺伝子をクローン化した。プライマーはScylla serrataからのキチナーゼの保存された配列に基づいて設計した。HXchitの全長c DNA配列は2~042bpであり,1 470bpのORF(コード490アミノ酸残基),35bpの5′-UTR,及び537bp3′-UTRを含んでいた。計算された分子量と等電点は53.44kDa及び4.41であった。BLASTn及びBLASTxを用いた相同性解析はE.sinensisのHXchit遺伝子はS.serrataと75%の同一性を共有することを明らかにした。近隣結合法により生成したキチナーゼ遺伝子の系統樹はHXchitはS.serrataのそれと密接にクラスター化することを示唆した。E.sinensisの異なる組織および脱皮段階におけるHXchit mRNAの発現は,リアルタイム蛍光定量的PCRにより分析した。HXchit mRNAは調べたすべての組織で発現し,レベルは,肝膵臓,筋肉での発現,胃,鰓,及びクチクラ,心臓,腸,胸部神経節,脳神経節における発現の痕跡レベルの低レベルで最も高かった。肝膵臓におけるHXchit mRNA発現はD期の間にピークに達し,段階E,AB,およびCの間の肝膵臓での発現に有意差(P<0.05)であった。クチクラでは,HXchit mRNAの発現レベルは脱皮周期中に徐々に増加し,他の全ての段階でよりD段階で有意に高かった(P<0.05)であった。発現レベルは,脱皮周期を通して胃における相対的に低かった。筋肉において,HXchit mRNA発現はC段階で最も高かったが,異なった脱皮時期の間の発現(P>0.05)のレベルの差はなかった。著者らの結果は,HXchitは酸性キチナーゼの型であり,肝膵臓に豊富に発現していることを示した。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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魚類以外の水産動物 

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